(5)6次産業化の取組み紹介
富山県内で「6次産業化とやまの魅力発信事業」を活用した取組みを紹介します。
なお、これまでの開発された商品等は関連ファイルの「6次産業化商品等ラインナップ」をご覧下さい。
事例1(H28年度) (株)COCOCHI(舟橋村)
自家産及び舟橋村産の玄米と農産物を使った料理を提供する玄米かふぇの開設と加工玄米、米ぬか入浴剤を開発。
- 支援経費:ロゴデザインHP作成費、厨房機器一式
- 開発商品:玄米ご飯や野菜類を中心としたメニュー、加工玄米
- 店舗名:お※食堂(越中舟橋駅内)
事例2(H28年度) NPO法人山田の案山子(富山市)
りんご販売の拡大、中山間の味覚の提供による地域の活性化を目指し、「牛岳高原りんご」等を使った生搾りジュースを開発。
- 支援経費:卓上型ジューサー、試作原材料費等
- 開発商品:生ジュース(りんご、梨)
- 販売場所:直販施設「ふれあい青空市やまだの案山子」
事例3(H28年度) (株)蔵番(砺波市)
そばや米、タケノコを利用した料理を提供する農家レストランを整備。
- 支援経費:厨房機器(製氷機、冷凍冷蔵庫、電子レンジ等)
- 開発商品:十割そば、おにぎり、天ぷら等のメニュー
- 店舗名:増山城 蔵番そば
事例4(H28年度) (株)石田組(南砺市)
もち加工による所得の安定、地元高齢者雇用の拡大、地域の活性化を図るため、自社米を用いたかき餅や黒豆、昆布、ヨモギ等入り切り餅を開発。
- 支援経費:餅つき機、冷凍冷蔵庫、包装デザイン費等
- 開発商品:かき餅、切餅(豆、よもぎ、銀杏、紅白)、御鏡餅等
- 販売場所:道の駅福光、受注による宅配販売
事例5(H28~29年度) (農)うなづき食工房(黒部市)
黒部産黒大豆の加工品開発(学校給食等業務用及び観光客等)、副産物の黒豆煮汁や雑穀を活用した新商品を開発販売。
- 支援経費:蒸しパン用セイロ、試作材料費、シール作成費等
- 開発商品:黒っこ姫のもちもち蒸しパン等
- 販売場所:のわまーと等
事例6(H28~29年度) 向中野芳和さん(魚津市)
消費者、幼保小学校等の教育機関、福祉施設などを対象とした摘み取り体験、ワークショップ等消費者交流イベントを実施する体験型観光農園を整備。
- 支援経費:冷凍庫、流し台、ジューサー、製粉機、のぼり旗等
- 開発商品:体験農園、各種ワークショップ(シロップ作り等)
事例7(H28~29年度) 泰栄農研庄川峡観光協同組合連携事業体(砺波市)
道の駅を拠点とした「庄川おんせん野菜」の収穫体験サービスの展開、お土産品としての加工品(ジェラート、ジュース)を開発販売。
- 支援経費:電解水生成装置、潅水装置、看板製作費、ラベルデザイン費等
- 開発商品:とうもろこし等の収穫体験、生姜ジュースジェラート
- 販売場所:道の駅庄川、庄川温泉峡ホテル等
事例8(H29年度) 小谷武嗣さん(黒部市)
干し芋の規格よりも大きいサツマイモを活用し、大学芋やスイーツの試作販売を、地域の福祉施設等と連携して実施。
- 支援経費:さつまいも熟成装置、包装デザイン費、試作費等
- 開発商品:くろべのポテト、グラッセ、ふかし芋等
- 販売場所:(株)大地農産直売所、ファボーレ、のわまーと等
事例9(H29年度) くろべ漁業協同組合(黒部市)
魚価が低下する時期に原料を買い入れ、真空包装機等の導入による保存期間の延長と通年供給。
- 支援経費:真空包装機、試作材料費、資材費
- 開発商品:ヒラメの冷凍フィレ真空パック、塩物味噌漬け等真空パック
- 販売場所:魚の駅「生地」、旅館(宇奈月温泉)、インターネット
事例10(H29年度) 宮崎ぶどう園(砺波市)
農園カフェ開業に必要となる調理器具等を整備。店内で販売提供する加工品(ジュース、フレーバーティー等)を開発。
- 支援経費:厨房機器一式(冷凍庫、ジューサー、食品乾燥機等)
- 開発商品:ぶどうジュース、スムージー、シャーベット、フレーバーティー、干しぶどう
事例11(H29年度) (株)ファニーファーム(富山市)
さつまいもとかぼちゃを活用し、一次加工品のペーストを製造して菓子製造業等へ販売。
- 支援経費:スチームコンベクション、ブラストチラー、フードプロセッサー等
- 開発商品:サツマイモのペースト(今後まんじゅうやタルトを予定)
- 販売場所:菓子店(まんじゅう等は温浴施設を想定)
事例12(H29年度) (農)いこいの杜(立山町)
さといもを生地にしたコロッケを製造し、立山駅周辺、町の飲食店、サービスエリア、イベント等で販売。
- 支援経費:プレハブ冷蔵庫、急速冷凍庫、卓上電気フライヤー等
- 開発商品:さといもコロッケ
- 販売場所:立山駅周辺立山町内の飲食店、サービスエリア
事例13(H30年度)稲泉農園(氷見市)
農園の果実を山ぶどう等の果実を使った商品を開発。自社経営の「カフェ オーチャード」等で販売。
- 支払経費:プレハブ冷凍庫、自動搾汁機、デザイン費等
- 開発商品:山ぶどうジュース、果実ゼリー、果実ジャム
- 販売場所:カフェ オーチャード、日本橋とやま館
事例14(H30年度)(有)ファームファーム(富山市)
自社経営の「レストランくるが」にて提供するそば等の新メニューを開発。障がい者を雇用し、野菜収穫や稲刈りの指導など、農福連携の取組も実施。
- 支援経費:スチームコンベクションオーブン、茹で麺機、障がい者への指導費
- 開発商品:単品そば(きつね、とろろ等)、ミニ丼
- 販売場所:レストランくるが
事例15(R元年度)(有)葉っぴーFarm(射水市)
規格外の小松菜や端材を「ペースト」に加工。業務用食材として飲食店に販売する等、BtoBの取組を図る。
- 支援経費:スチームコンベクションオーブン、業務用ミキサー、ブラストチラー等
- 開発商品:小松菜ペースト
- 販売先:県内飲食店、都内の卸売店等
事例16(R元年度)蒼ファーム(株)(入善町)
自社生産のにんにくを使った商品を開発。障がい者施設と連携し、商品の製造委託を行うなど農福連携の取組も実施。
- 支援経費:黒にんにく製造機、プレハブ冷凍庫、障がい者への指導費
- 開発商品:黒ニンニク、ガーリックオイル
- 販売場所:県内直売所(あいさい広場)等
関連ファイル
6次産業化商品等ラインナップ(PDF:1,289KB)