安全・安心情報
更新日:2021年3月22日
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世界かんがい施設遺産とは、かんがいの歴史・発展を明らかにし、理解醸成を図るとともに、かんがい施設の適切な保全に資するために、歴史的なかんがい施設を国際かんがい排水委員会(ICID)が認定・登録する制度であり、平成26年度に創設されました。
建設から100年以上経過し、かんがい農業の発展に貢献したもの、卓越した技術により建設されたもの等、歴史的・技術的・社会的価値を有するかんがい施設が対象です。
15カ国105施設が登録済みであり、うち42施設(27府県)が日本の施設となります。本県では、令和2年12月8日に開催された第71回ICID国際執行理事会において、富山市に位置する「常西合口用水」が世界かんがい施設遺産に登録されています。
○所有者
常西用水土地改良区
○建設年
明治26年(1893年)建設
○所在地
富山市上滝~新庄地内(延長約12km)
○受益面積
約3,300ha
○ポイント
常願寺川左岸にある12の用水の取水口を1つにまとめ、全国で初めて大規模な合口化を実現した用水路
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