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トップページ > 産業・しごと > 農林水産業 > 農山漁村 > 郷土を拓き,耕してきた偉人さん > 庄川用水合口事業を推進 根尾 宗四郎 さん
更新日:2021年2月24日
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庄下村(現 砺波市庄下)村長で新又口用水の管理者であった宗四郎は、小牧ダムの築造計画以来、発電ダムが上流にできた場合、流量に変動が生じ、用水事業が悪化すると考えられると、庄川用水合口事業を提唱しました。
用水合口を進めるべく庄川左岸八用水による「庄川合口用水期成同盟会」が結成され、会長に選出されました。
期成同盟会が発足したものの、二万七千用水と下流用水の対立は容易に溶けなかったが、度重なる交渉のすえ、昭和2年に着工されました。
事業費が非常に高額なことから、発電事業に参加を求め、地元負担の軽減を図ったこと、かんがい用水としての取水量を安定的に確保することを基本とした小牧発電所の放流量協定の覚書を交わしたことなどは、宗四郎の尽力によるものでした。
現在、庄川用水合口堰堤は、県西部の4市8町1村の1万3千ha有余の広大なかんがい区域を擁し、そのほか上水道、発電用水など県西部の水利用の要となっています。
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