富山県住まい・まちづくり計画
本県における豊かで快適な住環境を実現するため、新たな「富山県住まい・まちづくり計画」を策定いたしました。
この計画では、「安全で心豊かな住まいと美しいまちを目指して」の基本理念のもと、「豊かな暮らしを育む住まいの形成」、「美しい県土に資する住環境の形成」、「共助・協働による住まい・まちづくり」、「地域住宅産業と住宅市場の活性化」、「居住の安定の確保」の5つの事項を目標として掲げ、これらを実現するための施策などを示しています。
今後は、この計画に基づき、県民の皆様をはじめ、県、市町村、事業者、NPO等と連携し、各種施策を展開してまいります。
計画概要
(1)計画期間 平成28年度~平成37年度(10年間)
(2)計画の位置づけ
- 総合計画「新・元気とやま創造計画」のアクションプラン
- 住生活基本法(平成18年法律第61号)に基づく法定計画(※国、都道府県に策定義務)
(3)計画概要
見直しの背景
- 今後、人口が減少することを踏まえ、子育て世帯が安心して暮らせる住環境を整備する。
- 世帯数の減少に伴う空き家の増加を踏まえ、その利活用、適正管理等に努める。
- 近年の大規模災害の発生を踏まえ、住まいの安全性を早期に向上させる。
(木造住宅の耐震化、住宅密集市街地の解消等)
目標の設定
持ち家比率、住宅の延べ床面積、住宅の耐震化率、高齢者が居住する住宅のバリアフリー化率、子育て世帯の誘導居住面積水準達成率 公営住宅の供給目標量 等
<新たに追加した目標>
- 新高齢者生活支援施設を併設するサービス付き高齢者向け住宅
[77%(H26)→90%(H37)]
- 新省エネ対策を講じた住宅の比率
[45%(H25)→64%(H37)]
- 新空家等対策計画を策定した市町村の数
[0市町村(H26)→15市町村(H37)]
施策の展開
- 3世代同居、近居を促す「住みよい家づくり資金融資制度」の充実
- 木造住宅の耐震診断、耐震改修に関する補助を推進
- サービス付き高齢者向け住宅について、適切な面積水準、立地等を誘導
- 密集市街地の防災性向上を推進
(道路、公園の整備や、延焼・倒壊の危険性が高い住宅の建替え・除去 等)
- 空き家の除去及び跡地活用、適正管理及び利活用の推進
- 子育て世帯や高齢者、障害者等の市場では入居制限を受けやすい世帯への公営住宅の供給
関連ファイル
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