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更新日:2022年6月28日

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富山県 News Release MAKE TOYAMA STYLE

「くすりコンソーシアム」が支援する研究テーマの成果が学会で発表されます ~“世界初” 植物由来の環境に優しい「環境調和型有機分子触媒」~

発表日 2022年6月28日(火曜日)

富山県が推進する産学官連携の取組みである「くすりのシリコンバレーTOYAMA創造コンソーシアム※1」が支援する公立大学法人富山県立大学(射水市黒河5180、学長下山勲)と協和ファーマケミカル株式会社(高岡市長慶寺530番地、社長櫻井隆)の共同研究の成果を「日本プロセス化学会2022サマーシンポジウム」(6月30日~7月1日、於:富山県民会館)で発表いたします。本発表は、植物由来の環境に優しい新たな触媒「環境調和型有機分子触媒」の開発に成功したことを報告するものです。

1.研究成果の概要

・令和4年6月13日付の報道発表のとおり※2、公立大学法人富山県立大学と、協和ファーマケミカル株式会社は、医薬品の製造工程で反応促進剤として用いることのできる、大豆など植物由来の環境に優しい「環境調和型有機分子触媒」の開発に成功しました。

・この「環境調和型有機分子触媒」は、世界初の植物性多糖類を主成分とする不斉触媒です※3

・地球環境を維持しながら、医薬品のみならず様々な分野で人々に役立つものづくりに貢献するものと期待されます。

※1くすりのシリコンバレーTOYAMA創造コンソーシアム(外部サイトへリンク)

※2富山県の令和4年6月13日付の報道発表

※3植物由来の糖鎖自体が不斉触媒となることを見出したのは世界初/協和ファーマケミカル調べ(2022年6月1日時点の公開情報に基づく)

2.研究成果の発表について

催事概要

催事名

日本プロセス化学会2022サマーシンポジウム(外部サイトへリンク)

開催期間

令和4年6月30日(木曜日)~7月1日(金曜日)

本研究成果のポスター発表

6月30日(木曜日)14時45分~16時25分、発表番号1P-13

会場

富山県民会館(富山市新総曲輪4-18)

主催

日本プロセス化学会

3.参考情報

富山県立大学ホームページ[令和4年6月13日付プレスリリース](外部サイトへリンク)

協和ファーマケミカル株式会社[令和4年6月13日付プレスリリース](外部サイトへリンク)

お問い合わせ先

部局・担当名

電話番号

担当者

厚生部 くすり政策課くすりコンソーシアム推進班

076-444-3943

建部、高森、舟崎