新型コロナウイルスの感染拡大防止について
感染の拡大防止に係る対応について
医療提供体制のひっ迫を防ぐとともに、安全・安心を確保しながら、社会全体が日常の生活へと移行していくことができるよう、県民の皆様には、引き続き「うつさない」「うつらない」行動を継続いただきますよう、ご協力をお願いいたします。
1 基本的な感染防止対策の徹底
- オミクロン株においても基本的な感染防止策は有効です。夏場は熱中症予防に注意しながら、不織布マスクを適切に着用するとともに、手指消毒や換気などの徹底を継続しましょう。
- 三つの密(密集、密閉、密接)が重なるところは最も感染リスクが高まりますが、オミクロン株は伝播性が高いので、一つの密であってもできるだけ避けることが必要です(ゼロ密)。
- 感染にそなえ、新型コロナ検査キット(国承認のもの)や市販の解熱鎮痛薬、日持ちのする食糧、日用品の準備をお願いします。
(1)飲食店等の利用について
- 感染防止対策が徹底された「富山県新型コロナ安心対策飲食店」を利用しましょう。
- 入店時の手指の消毒や会話の際のマスク着用、大声での会話を控えるなど、飲食店が呼び掛ける感染対策に協力いただき、適切に感染リスクを避けて、安全・安心に会食を楽しみましょう。
- 飲食店におかれましても、基本的な感染対策のほか、換気にご注意ください。
- 自宅等でのホームパーティーや屋外でのBBQ等でも、人と人との距離を保ち、会話中にはマスクを着用するなど、気を緩めず感染対策を行いましょう。
(2)外出・移動について
- 混雑した場所や、換気が悪く大人数・大声を出すような場面・場所は感染リスクが高まりますので注意が必要です。
- 外出・移動する際は、「三つの密」の回避を含め基本的な感染防止対策を徹底するとともに、移動先での感染リスクの高い行動は避けてください。
- 外出・移動先では、業種別ガイドラインを遵守している施設等を利用しましょう。
(3)家庭内感染の防止について
- 帰宅時や食事前の手洗いを励行し、定期的に換気を行うなどして、家庭内での感染拡大を防ぎましょう。
- 高齢者や基礎疾患がある方がご家族にいらっしゃる場合は特に注意が必要です。家族一丸となって、対策の徹底や体調管理に留意してください。
(4)職場への出勤等について
- 在宅勤務(テレワーク)、時差出勤、自転車通勤等、人との接触を低減する取組みを行ってください。
- 職場においては、感染防止のための取組み(※)や「三つの密」を避ける行動を徹底してください。特に職場での「居場所の切り替わり」(休憩室、更衣室、喫煙室等)に注意してください。
手洗いや手指消毒、せきエチケット、職員同士の距離の確保、換気の励行、複数人が触る場所の消毒、発熱等の症状がある職員の出勤自粛、検査キット等の活用、リモート会議の活用、昼休みの時差取得、社員寮等での対策徹底 など
- 職場や店舗等では業種別ガイドライン等を実践してください。
- 重症化リスクのある方(高齢者、基礎疾患のある方等)、妊娠している方及び同居家族にそうした方がいる職員については、本人の申出等を踏まえ、在宅勤務(テレワーク)や時差出勤等の感染予防のための就業上の配慮を行ってください。
2 体調不良時は外出を控えて
- 旅行や会食前後は、体調の異変に注意してください(無症状の方で、感染の不安がある時は無料検査の活用をご検討ください)。職場やご家庭などで、高齢者や基礎疾患のある方と会う機会がある場合は特に注意してください。
PCR等検査無料化事業について
- 体がだるい、熱がある、咳が続く、のどに違和感がある等の症状がある場合は、出勤や登校、外出や人と会うことを控えてください。発熱等があり受診される場合は、かかりつけ医などの医療機関に事前連絡をお願いします。かぜ症状のみなど軽症で、中学生以上65歳未満、重症化リスクのない方、妊娠中でない方で、医療機関を受診せず自宅療養できる方は、富山県新型コロナ陽性者登録センターでの登録をご検討ください。
発熱等がある場合の受診・相談方法について
富山県新型コロナ陽性者登録センター



飲食の場での感染防止対策について
- 入店時の手指の消毒や会話の際のマスク着用、席の間隔の確保を徹底するほか、大声での会話を控えるなど、飲食店が呼び掛ける感染対策に協力いただき、適切に感染リスクを避けて、安全・安心に会食を楽しみましょう。
- 自宅等でのホームパーティーや屋外でのBBQ等でも、人と人との距離を保ち、会話中にはマスクを着用するなど、気を緩めず感染対策を行いましょう。
- 体がだるい、熱がある、咳が出る、のどに違和感がある等の症状がある場合は、会食への参加を控えましょう。(無症状の方で、感染の不安がある方は、会食への参加前に無料検査の活用をご検討ください。)

感染リスクが高まる「5つの場面」について
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会(令和2年10月23日)より、『感染リスクが高まる「5つの場面」』の提言がありました。
この5つの感染リスクが高まる場面が、みなさまの生活の中に潜んでいないか、ご確認ください。

【場面1】飲酒を伴う懇親会等
・飲酒の影響で気分が高揚すると同時に注意力が低下する。また、聴覚が鈍麻し、大きな声になりやすい。
・特に敷居などで区切られている狭い空間に、長時間、大人数が滞在すると、感染リスクが高まる。
・また、回し飲みや箸などの共用が感染のリスクを高める。
【場面2】大人数や長時間におよぶ飲食
・長時間におよぶ飲食、接待を伴う飲食、深夜のはしご酒では、短時間の食事に比べて、感染リスクが高まる。
・大人数、例えば5人以上の飲食では、大声になり飛沫が飛びやすくなるため、感染リスクが高まる。
【場面3】マスクなしでの会話
・マスクなしに近距離で会話をすることで、飛沫感染やマイクロ飛沫感染での感染リスクが高まる。
・マスクなしでの感染例としては、昼カラオケなどでの事例が確認されている。
・車やバスで移動する際の車中でも注意が必要。
【場面4】狭い空間での共同生活
・狭い空間での共同生活は、長時間にわたり閉鎖空間が共有されるため、感染リスクが高まる。
・寮の部屋やトイレなどの共用部分での感染が疑われる事例が報告されている。
【場面5】居場所の切り替わり
・仕事での休憩時間に入った時など、居場所が切り替わると、気の緩みや環境の変化により、感染リスクが高まることがある。
・休憩室、喫煙所、更衣室での感染が疑われる事例が確認されている。
関連リンク