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家庭教育情報

家庭教育かわら版Pick Up

家庭教育かわら版「ほっとタイムス」の中から、項目をピックアップして掲載しました。

特集「子どもの未来は、毎日の生活がつくる」

写真アドバイスをいただいた方
富山大学 理事・副学長
神川 康子 先生

生活習慣の確立は 一生もののプレゼント

生活習慣の確立は生活リズムの確立とも言えます。生まれたばかりの赤ちゃんが最初は夜と昼の区別なく寝たり起きたり、ご機嫌が良かったり泣いたりします。でもやがて、日の出や日没などの自然環境と、周囲の人々が活動や休息をしている社会の動きの影響も受けて、次第に夜はほとんど眠り、昼は起きている時間が長くなっていきます。また生活場面に応じたあいさつができたり、おうちの人がしていることを真似たり手伝ったり、歯磨きをしたり、運動をしたりするのも、周囲の人々や環境の影響を受けて身についていきます。なかなか生活習慣が身につかない時には、周囲の状況を真似て吸収できる脳の発達に問題があるか、周囲の環境に真似て学習する生活習慣がないことが心配されます。
子供は視覚、聴覚、皮膚感覚、味覚、臭覚の五感で体験し、脳の神経回路を拡大し、シナプスを活性化させていくので、子供の脳を発達させ、できる事を増やしていくためには、自然体験、おうちのお手伝い、あいさつ、読み聞かせ、運動、十分な睡眠、栄養はとても重要な生活習慣の確立や、安定した心の成長にも繋がります。
生活習慣は、一朝一夕に身につくものではありません。子供が生まれ育つ過程で、できれば早い段階で周囲のおとなが真似されても良い環境を創り、睡眠、食事、運動、マナーなどの基本的な習慣が思春期前までに自然に獲得され、思春期以降も自分の生活の見直し・改善が自主的にできるようになれば、健やかな成長を保障する一生もののプレゼントとなることでしょう。

今日も子育て日和

子供の成長は、“ゴール”より“プロセス”

「ほら、おもちゃを片付けて!」「靴は脱いだら揃えて!」。言わなくてもできるようになってほしいのに、「もう、いつになったらできるの?」と、いらいらした経験はありませんか?
赤ちゃんの頃は、ハイハイを始めたり、歯が生えたり、小さな変化にも喜んでいたのに、幼児期になると成長が見えにくくなり、「◯◯ができるように」と、“育てよう”とします。
本来、子供は“育ちたい”ものです。そう思って、子供を見てみませんか?「◯◯ができる」という“ゴール”にとらわれず、「育っていく“プロセス”を見よう」と思う心の距離を持ってみましょう。
それが、子供の小さな育ちに気づくことにつながり、日頃の遊びの中でも、「何つくったの?」「へえ、こんなのできるんだ」など、認めてあげることができますよ。

監修
富山福祉短期大学 幼児教育学科
准教授 靏本 千種

家庭教育手帳

文部科学省作成の「家庭教育手帳」は、子育てやしつけのヒントについて漫画やイラストを使ってわかりやすく解説したものです。

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    乳幼児編
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    小学生(低学年~中学年)編
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    小学生(高学年)~中学生編

内容は、文部科学省ホームページ 家庭教育手帳のページよりご覧ください。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/katei/main8_a1.htm