Q.最近、英才教育、早期教育の勧誘を受けています。子どもの将来のためにどのように考えればいいのでしょう。

A.「3歳からでは遅すぎる」というようなキャチフレーズを見ると心配なさる方もあるでしょう。確かに3歳くらいまで子どもがどのように育てられるかはとても重要です。生まれてから3歳ぐらいまでの間に、子どもは親からたっぷりの愛情をかけて育てられることが大切です。親から十分愛された体験が、人に対しての愛情や信頼感のもとになります。また、立って歩くことから、基礎的な体の動きや感覚が養われ、周囲の様々なことに興味関心をもって取り組もうとします。こうしたことが3歳ぐらいまでにできていてほしいということなのです。  3歳以降も、その上に、自分で考え自分で行動し自分で責任を持とうとする自立感、自分でがんばったり我慢したりする自律感、やれば何でもできるようになるという有能感などのもととなる体験を必要とします。これは家庭とともに幼稚園や保育所などの集団生活の中で十分に遊びながら獲得されるもので、特別なレッスンを受けなければならないというものではありません。幸せな一生のために幼児期に何が大事かをどうか見誤らないでください。

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