Q.「育児は育自」ということばを聞きますが、どういうことでしょうか。

A. まず子どもが生まれると、授乳やおむつの世話をすることで、親は切ないほどの愛情と、この子のために自分は必要なのだという生きがいを与えられます。そして口のきけない頃はもちろん、おしゃべりができるようになっても、子どもが何を必要としているのか読み取って配慮しなければいけません。さらに、子どもが自己主張をする頃になると、わが子でも自分の思い通りにはならないことを思い知らされます。
 このようにして親は、子育てのおかげで、深い愛情、生きがい、相手の身になって感じ、考え、配慮し、行為すること、相手の状況や意見を尊重し、相談しながらことを運んでいくことなどを自ら学んでいくのです。
 こうして親は、包容力や優しさを身につけ、人間として成長していきます。これはそのまま子育てに反映し、互いに育ち合う楽しさを増幅することでしょう。

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