その他<2>

まいぞうぶんかざいはっくつちょうさのてじゅん
埋蔵文化財発掘調査の手順   back

 (整理工程)
15.遺物洗浄

整理室に連びこまれた遺物はまず、土などの汚れを落とします。


遺物洗浄
16.遺物注記

どの遺跡の、どの遺構の、どの位置から、いつ発掘されたのかを、すべての遺物に小さく書き込みます。

17.接合・復元

土器は細かく割れた状態で出土しますので、パズルのように組み合わせて接合し、石膏などを使って復元します。


接合・復元
18.遺物写真撮影

復元された遺物の写真を撮影します。赤外線撮影して肉眼では判読できない墨書などを明確に写し出すこともあります。

19.遺物実測・拓本とり

図面に土器や石器の形や文様などを忠実に記録します。


遺物写真撮影
20.木器の永久保存

腐食した木器の水分をPEG〔ポリエチングリコ−ル]と交換し、腐食で形状が崩れないようにします。

21.関連資料調査

遺跡や遺物の性格などを正しく理解するために、関連する資料をも研究します。


遺物実測
22.報告書原稿執筆

どのように遺跡が発掘されたか、その成果を報告書にまとめます。

23.レイアウト

報告書に載せる図版や文章の配置を行います。


発掘調査報告書刊行
24.校正

印刷にかかった報告書は、まちがいのないよう何回も校正をします。

25.発掘調査書報告書刊行・活用

報告書には出土した遺物や遺構が載せられ、永く記録として残り、多くの人々が研究できます。


保管・公開・展示
26.保管・公開・展示

土器や石器などの発掘の成果品は、整理が完了した後に永久に保管され、企画のもとに公開・展示して利用されます。