更新日:2021年2月24日

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名勝の保存と活用

名勝の現状変更行為

名勝は人工または自然の作り上げた美しい景観ですから、その景観を損ねる行為は禁じられています。指定されている敷地内を掘削したり、その上に工作物を建てる行為は許可が必要となっています。
また、指定範囲外であっても景観を隠してしまったり、損ねるような工作物を建てる行為も好ましくなく、十分な協議と検討が必要となります。

些細な事でも、あらかじめ管轄する市町村教育委員会もしくは県教育委員会に相談する事が肝要です。

名勝の保存

自然を相手にした名勝の場合は、その植物や地質鉱物の保全が重要となります。基本的には天然記念物の場合と同様ですが、名勝の場合は加えて、美しさを構成している要因(配置やバランスなど)をよく理解したうえで保存することが大事となります。
一方、人工的な名勝は日頃からの手入れによって維持されてきた美しさですから、そのまま日常の手入れを怠らない事が一番の保存となります。

名勝の整備・活用

指定される名勝のほとんどは、古くから景勝地として知られてきた場所であり、改めて整備する必要もありませんが、景観を眺め、楽しむ「ビューポイント」の整備を行うことがあります。また、名勝には遠くから眺める場合や中を歩いて楽しむ場合など、鑑賞の仕方も様々です。その歴史的背景を良く理解したうえでの整備も重要なこととなります。

お問い合わせ

所属課室:教育委員会生涯学習・文化財室 

〒930-8501 富山市新総曲輪1-7  県庁南別館4階   

電話番号:076-444-3434

ファックス番号:076-444-4434

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