14年度DXN環境調査測定結果 概要 地点別 [大気] [公共用水域水質][公共用水域底質][地下水質] [土壌]

参考1 富岩運河等のダイオキシン類対策

 水質や底質のダイオキシン類汚染が明らかになっている富岩運河等の対策については、学識経験者等で構成する富山県富岩運河等ダイオキシン類対策検討委員会を設置し、調査や対策の検討を行ってきており、14年度は、しゅんせつ土の減容化実験を行うなど、対策方法の検討を進めた。
 なお、底質のダイオキシン類環境基準が150pg-TEQ/gに定められ、14年9月から適用されたほか、15年3月に、国土交通省が「港湾における底質ダイオキシン類対策技術指針」をとりまとめており、県では、これらを踏まえ、引き続き、対策の検討を進めることにしている。
 一方、管理型産業廃棄物処分場に富岩運河のしゅんせつ土砂を搬出した富山新港東埋立地については、汚染土を遮水シートと土砂で覆う対策工事を進めるとともに、周辺環境の監視を行った。



参考2 小矢部川のダイオキシン類対策

 高岡市が13年度に実施した環境調査において、小矢部川の国条橋及び五位橋で水質環境基準(1pg-TEQ/L)を超過するダイオキシン類が検出された。
 このため、14年6月に国土交通省富山工事事務所、高岡市と連携して小矢部川の本川及び支川において原因究明調査を実施したところ、聖人橋で1.4pg-TEQ/L、五位橋で1.8pg-TEQ/L、国条橋で1.2pg-TEQ/L、支流の横江宮川末端で13pg-TEQ/Lの水質環境基準を超過するダイオキシン類が検出され、汚染は横江宮川からのダイオキシン類の流入によるものと考えられた。
 この調査結果を踏まえ、14年9月〜10月に横江宮川流域において原因究明調査(発生源及び環境調査)を実施したところ、ダイオキシン類対策特別措置法の適用を受けない染色工場の排水から高濃度のダイオキシン類が検出され、水質環境基準超過の主な原因は、この工場の木材チップボイラーの洗煙排水であることが判明した。工場は、応急措置としてボイラーの使用を停止するとともに、恒久対策として排水処理施設の改善工事に着手した。
 なお、応急措置後の15年3月に横江宮川末端における河川水及び工場排水について確認調査を実施したところ、工場排水のダイオキシン類濃度は低くなり、河川水は水質環境基準に適合していた。
 また、この工場と類似の施設を有する2工場を対象にダイオキシン類の排出実態を調査し、今後の対応について助言、指導を行った。



表 小矢部川・横江宮川ダイオキシン類調査結果

区 分調 査
地点数
調査結果環境基準基準超過
地 点 数
備考




調
小矢部川本川、支川河 川 水100.33〜13 pg-TEQ/L1pg-TEQ/L4 
河川底質100.46〜15 pg-TEQ/g-- 
水生生物22.7〜5.6 pg-TEQ/g--ウグイ、フナ
横江宮川流域河 川 水70.11〜5.4 pg-TEQ/L1pg-TEQ/L1 
河川底質70.74〜2.7 pg-TEQ/g150pg-TEQ/g0 
工場排水50.0024〜360 pg-TEQ/L-- 
確認調査河 川 水10.28 pg-TEQ/L1pg-TEQ/L0 
工場排水12.5 pg-TEQ/L-- 




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