| 地球を取り巻くオゾン層。このオゾン層は、太陽光に含まれる有害な紫外線の大部分を吸収し、地球上の生物を守るバリア
の役割を果たしています。 しかし、近年、オゾン層が、フロンなどの物質によって破壊されており、人体や生態系への悪影響を及ぼすおそれがあるとされています。 オゾン層保護に向けて、まずはオゾン層やその保護対策について知りましょう! |
| Q1 オゾン層は、どこにあるの? |
| A1 オゾン層は、地表から10〜50km上空の成層圏にあります。この成層圏に 大気中のオゾンの約90%が集まっています。 |
| Q2 「オゾンホール」ってなに? |
| A2 オゾンホールとは、成層圏にあるオゾンの破壊が進み、毎年9〜10月に南極上空で急速にオゾンが減少し、人工衛星の解析図でみると周辺に比べて穴があいたように見えるために名づけられた現象のことです。 2005年のオゾンホールは、8月前半に最大面積2,673kuに達し、これは、日本の面積の約 70倍の大きさに相当します。 オ ゾンホールの経年変化(気象庁ページへのリンク) |
| Q3 オゾン層が破壊されると具体的にどのような影響があるの? |
| A3 地表へ達する有害な紫外線の量が増加し、人体への影響としては、皮膚がんや白内障(目の病気)になる可能性が高まったり、免疫力が低下し、病気にかかりやすくなったりする可能性があります。 |
| Q4 オゾン層を破壊する物質には、どのようなものがあるの? |
| A4 オゾン層を破壊する物質には様々な種類がありますが、代表的なものとして、フロン(CFC、HCFC)などの物質があります。これらのオゾン層破壊物質が大気中に放出さ れると、成層圏に到達しオゾン層を破壊してしまいます。 フロンが含まれている身近なものとしては、ルームエアコンやカーエアコン、冷蔵庫などがあります。 主なオゾン層破壊物質 |
| 物質名 | 用途 |
| CFC(フロン) | エアコンや冷蔵庫の冷媒、発泡剤、噴射剤 |
| HCFC(フロン) | エアコンや冷蔵庫の冷媒、発泡剤、噴射剤 |
| ハロン | 消火剤 |
| 臭化メチル | 土壌の殺菌、殺虫剤 |
| Q5 オゾン層を破壊するフロンに代わって使用されるようになった「代替フロン」ってなに? |
| A5 代替フロンとは、CFCやHCFCに代わり、オゾン層を破壊しない物質として使用されるようになったフロンの一種です。代表的なものとして、HFC(用途:冷媒、発泡剤)がありま す。オゾン層を破壊しませんが、地球温暖化の原因である強力な温室効果ガスであるた め、京都議定書の削減対象物質 となって います。 |
| Q6 オゾン層保護対策としてどのような取組みがなされているの? |
| A6 国際的な取組みとして、「オゾン層の保護のためのウィーン条約」(1985年)、「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」 (1987年)により、オゾン層破壊物質であるフロン等の生産規制や排出抑制がなされています。 また、国内では、フロン類の大気中への放出を防ぐため、以下の法律に基づいて、製品を廃棄するときにフロン 類の回収・適正処理(破壊)が行われています。 |
| 法律 | 対象の製品 |
| フロン回収・破壊法(環境省ページへの リンク) | 業務用のエアコン、冷蔵用・冷凍用ショーケース、冷凍冷蔵庫など |
| 自動車リサ イクル法(経済産業省ページへのリンク) | 自動車 |
| 家電リサイクル 法(経済産業省ページへのリンク) | 家庭用の冷蔵庫、冷凍庫、エアコン |
| Q7 フロン類は、どれくらい回収さ れているの? |
| A7 環境省が、フロン回収・破壊法に基づき、第一種特定製品(業務用エアコンや業務用冷凍冷蔵庫など)に含まれるフロン類(CFC、HCFC、HFC) の回収量等を取りまとめて公表しています。 この集計結果によると、平成16年度に、国内で回収されたフロン類の合計量は約2,102トンで あり、そのうち、富山県内での回収量は、約12.6トン となっています。 フロン回収・破壊法に基づくフロ
ン類の回収等の報告の集計結果(環境省ページへのリンク)
|
| Q8 オゾン層を守るため、私たちはなにをすればいいの? |
|
A8 (2)ノンフロン製品を選びましょう スプレー商品、冷蔵庫などを購入する際には、ノンフロン製品を選びましょう。 ノンフロンマークに注目! あしたのために、 ノンフロン。 (3)フロン類の回収に協力しましょう |