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ふるさと保全指導員 地域づくりレポート
[作成:平成22年4月]
砺波市(庄川町青島) 下村地域

(平成22年度農村環境保全優良活動コンクール知事賞受賞)

「農地・水・環境保全向上対策」事業を通して
伝統と魅力ある地域の継承




砺波市の南西部、庄川扇状地(砺波平野)の扇頂部に位置する下村地域は、世帯数82戸・農地面積55haで、良好な水・気候・地質などから古くより水稲種籾の生産地として広く知られています。

当地域の営農は、1戸の担い手農家と機械利用組合の農業機械共同使用体制で行われています。施設保全活動として、草刈り等を農家が主体に実施するほか、非農家との共同作業で水路の泥上げを行っていますが、近年、地域住民の高齢化と後継者不足で水田の委託化が進行しています。また、昭和50年代前半に実施したほ場整備事業(30a区画)で整備された水路等も30年以上経過し老朽化していることから、本事業に取り組む事となりました。

当地域では、排水路法面に雑草抑制力が高く、法面保護効果のあるセンチピードグラスシートの植栽、用水路の目地補修、遊休農用地を利用して子ども達と一緒に花壇の造成、水難防・ゴミ投げ捨て防止の看板設置など、農家・非農家・老若男女問わず、地域全体で取り組んでいます。もともと、左義長・獅子舞・夜高行灯・納涼祭・スポレクなどたくさんの行事がありますが本事業を通して改めて環境保全の大切さに気づき、また、これまで別々に活動してきた組織が一緒に活動する世代間交流が増えたことで、地域の輪が広がり一体感・絆がさらに深まりました。これからも、みんなで伝統と魅力ある地域を守っていきたいと思います。

下村地域環境保全推進委員会 代表 石黒 幸雄