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ふるさと保全指導員 地域づくりレポート
[作成:平成22年3月]
南砺市(福光) 和泉

「農地・水・環境保全向上対策」で
明るい地域づくり


和泉地区は南砺市の北西部に位置し、小矢部川と明神川の間に挟まれた平地で、世帯数が53戸、農地面積が約40haの散居村の景観を有する地区です。

最近では、若い世代の働き方の多様化や非農家が増えて、昔に比べ地区住民間のつながりが薄れつつあると感じられます。しかし秋祭りの獅子舞などは農家・非農家みんなで活動しています。

40haある農地は営農組合を組織し守っています。昭和39年にほ場整備され、約40年経過し、今では用水路や農道などの老朽化がいたる所で見られるようになりました。「農地・水・環境保全向上対策」を取り組むに当たって、どのようにして地区の皆さんに理解と協力をいただくか、計画の段階から手探りでした。そこで先人の知恵に習い、野ネズミ防止と景観の改善の2つをねらい、水田に面した道路の路肩に彼岸花の植付を企画したところ、地区をあげての参加となりました。

また、地区内を流れる農業用水にホタルが生息していますが、ほとんど知られていませんでした。そこで、ホタルの生息地を保全するため、春には地区内の子どもたちによる川の清掃や、看板作り等の活動が行われました。今後はこの環境を子どもたちへ、そして次の世代へ伝えるべく、活動を継続していきたいと考えています。

当初は活動に対して消極的だった地区の皆さんも自ら進んで参加いただくようになり、これからも、子どもから高齢者まで一緒に活動できる、明るい環境づくりに取り組んでいきたいと思います。

和泉環境保全会  代表 坪野 敏雄