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ふるさと保全指導員 地域づくりレポート
[作成:平成17年3月]

魚津市 升 方(ますかた)

ふるさとを見直し、守る思いが、

地域の連帯感を育みました。


■升方地区は戦国時代、城下町だった…。きっかけは、この史実からでした。地域を探検し、ものしり地図を作成する中で、城跡を中心とした歴史、優れた自然や景観、おいしい米づくりの環境などを見直し、大切に守っていこう。そして、もう一度城下町をよみがえらせようというチャレンジ構想に取り組みました。
■まず取り組んだのは、ゴミ不法投棄防止看板の設置、共同墓地参詣道の整備、遊休地を利用した多目的広場の設置など、身近な課題からでした。特に、足元が滑りやすく危険だった共同墓地の参詣道にブロックを敷いて足場を確保したところ、安心してお墓参りができるという賞賛の声が寄せられ、みんなで喜びあいました。住民それぞれが得意分野を発揮して取り組んだという共通体験によって連帯意識が高まりました。女性の発言も活発になり、子どもたちと一緒に升方の味を楽しむ会や運動会用のテントを他の大きな地区に先駆けて購入するなど、升方地区は、隣接する地区から羨まれるような地区となってきました。課題はまだまだありますが、今後は農業用水路の河岸段丘という立地条件をいかし、補修整備など、先人の残した「水力発電」を実現したいと願っています。

ふるさと升方振興会 会長 溝口信一