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ふるさと保全指導員 地域づくりレポート
[作成:平成15年9月]

砺波市 小 島(おじま)

村じゅう総出で造りました。

村民自慢の「魚のいる池」。


■「むかしは小さな川でも魚がでかいと(たくさん)おったな。江ざらい(農業用水の清掃)が楽しみやった」「そっから見りゃ、今の子どんどもはかわいそうやの」「おい、そんなこと言うとらんと、魚がおる所を作ろまいか」。ほ場整備前の農村風景を懐かしむ会話から、村おこしの第一歩を踏み出すことになったのです。ただちに計画し、昨年7月、村じゅう総出で「魚のいる池」を完成しました。自分たちの手で造りあげたので、村民自慢の注目スポットとなりました。 ■今年になって「あの広さじゃ、ものたりん」ということで、3倍に拡張することになりました。晴れた5月の日曜早朝、90軒ほとんどの家から池掘りボランティアに出ていただき、スケールの大きな池が完成しました。 ■6月の「やすごと(田まつり)」前に池の掃除をするので、魚を捕まえることになり、子どもたちに任せることにしました。初めはおっかなびっくりの様子でしたが、水が少なくなるにつれておもしろいように網にかかり、夢中になっていたようです。その姿は、昔の子どもと何ら変わっていません。泥んこになりながら、100尾ほど捕まえ、得意げでした。その光景を見て、周りの大人は、なぜかほっとしました。

小島ふるさと21委員会  代表 高原 徹