食育推進会議

第12回富山県食育推進会議の概要

日 時:平成26年6月27日() 15:30〜17:00 

場 所:富山県庁4階大会議室

出席者:委員13名、代理出席5名(委員 数25名)

 
次第:

1 開会

2 知事あいさつ

3 食育推進活動に関する報告

(1)老人養護施設における取組み事 例

「口から食べる」生きる喜びを感じる 食事支援 

特別養護老人ホームほっとはうす千羽  主任管理栄養士 松長 由美子 氏

(2)小学校における取組み事例

平成26年度「スーパー食育スクール(SSS)」事業 食に関する指導

        高岡市立二塚小学校 教頭 本田 智 氏

4 協議事項

(1)平成25年度の取組み状況につ いて

(2)平成26年度の取組み方針につ いて

(3)その他

5 閉会

 

【主な意見】

・ 食育リーダーとして活動していると、和食が世界文化遺産に登録されて以来、「昔ながらの食事を食べていればいい」という間違った解釈をしている県民もいる と感じる。現代の食事メニューは、昔からの伝統的な和食に動物性食品や乳製品など、欧米の食材が加わってバランスの良い食事になったこと、和食にも塩分が 多く含まれる欠点があること等を県民に十分に働きかけていきたい。

・ 富山の食材を使用し、富山の良さを活かした、見た目が良く栄養やカロリーも考慮してある富山型の健康食のメニュー(例:糖尿病患者向けの料理など)を考え ていきたい。

・ もう少しライフステージに合わせた、細かい年齢層を考えて食育を行う必要がある(特に妊娠期)。

・ 食育の大切さは徐々に浸透していると感じているが、子育て世代の男性は仕事が忙しく、食育の実践に取り組むのが難しい状況で、食育の実践に対する意識もあ いまいである。PTAでは、もっと男性に食育を考えてもらえるようにしていきたい。

・ 小学生の朝食を食べている割合は高いが、栄養バランスがとれていないなど、朝食の内容に問題がある子どもがいると感じる。今後は朝食の摂取だけでなく、栄 養バランスの良い食事など、食事の内容についても家庭に啓蒙していく必要がある。

・ 栄養教諭による説明と実践が一体となった指導は、効果があると実感した。今後も学校での栄養教諭による指導を広げていきたい。

・ 学校における食育の指導については、栄養教諭の配置がない学校もあり、学校によって指導に差がある。学校として、もう少し食育というものをしっかり考えて いかなければならない。

・幼稚園や保育園では、子どもの生活が夜型になっていることから、朝起きられず、しっかりと朝食を食べていない子がみられる。子どもの生活習 慣の改善のためには、保護者にもっと啓蒙活動をしなければならない。また、食への感謝の心も、幼いころからしっかりと育てなければいけない。

・ 学校では食育の取組みが充実していても、家庭にはまだまだ浸透していないため、なかなか効果がみられない。今後、親世代の食育を一層進めていかなければな らないと思う。

・ 農林水産省で料理マスターズという取組み(生産者や食品企業等と協働した様々な取組みを通じ、日本食や日本の食文化の伝承、発展、利用、普及にかかわって きた各界の料理人等を顕彰する取組み)があるが、そのような取組みに、地産地消や栄養バランスを考えた料理を提供している富山の店や料理人を推薦するとい うのも、食育の推進につながるのではないか。

・ 高齢者において、施設に入所している方は栄養バランスの良い食事や、充実した食事支援を提供されているが、1人暮らしや老夫婦のみで生活している世帯の食 事は家庭に任されているため、そのような世帯こそ食育を行うことが必要である。今後、施設に入所している高齢者だけでなく在宅の高齢者にも、どのように食 事支援や食育を行うか考えていきたい。

・ 食生活改善推進連絡協議会では、在宅での流動食に関してアドバイスを行っているが、まだまだ一般の県民には浸透していないので、もっと力を入れて進めてい きたい。

・ 食生活改善推進連絡協議会で流動食に関する講習会を行っているということだったが、そのような講習に出られない高齢者にも伝わるように、行政が率先してレ シピや概要等を広報等で伝えるべきではないか。

 

<資 料>

・県食育推進計画目標指数の推進状況(平成25年度)

・食育に関する施策の進捗状況の概要(平成25年度取組実績)

・食育の推進に関する施策の進捗状況(平成25年度実績及び課題等)

・平成26年度食育の推進に関する主な施策

・食育関連施策の概要(平成26年度予算)