食育推進会議

第11回富山県食育推進会議(主な意見)

日  時:平成25年6月27日(木)1545〜17:15

場  所:県庁4階 大会議室  

出席者 数:19名(代理含む)

  第:
 1.開会
 2.知事あいさつ
 3.食育推進活動に関する報告
  (1)全国の取組み状況
       日本食育学会理事(医学博士・管理栄養士) 本多 京子 氏
  (2)職域における取組み事例 〜社員食堂からの健康情報の発信〜
       YKKグループ 株式会社エッセン 管理栄養士 朝倉 美智代 氏
 4.協議事項
  (1)平成24年度の取組状況について
  (2)平成25年度の取組方針について
 5.閉会

【主な意見】
・食品表示が適正な店舗の割合について、現状値が約95%であるが、食品表示は法律で義務付けられており、本来は100%であるべきではないか。店舗のモラル改善にむけ、指導強化をお願いしたい。

・第2期富山県食育推進計画の目標指標の一つに、「1日1回以上ご飯を食べる県民の割合」とあるが、これでは、1日1回食べていれば大丈夫と思われてしまう。富山のおいしいお米は、せめて1日2回は食べて欲しいと伝えたほうが良いのではないか。また、既に決まっているフレーズではあるが、「富山型食生活」について、より分かりやすい伝え方をしてほしい。

・第2期食育推進計画の目標指標を現時点で変更することは難しいと思うが、既に目標値を上回っている項目もあるので、食育の推進にあたっては、目標値以上の水準を目指して努力して欲しい。

・雑誌編集の仕事をしており、食育関連では、富山型食生活の子育て世代向けミニコミ誌でのPR、家庭教育かわら版での朝ごはんの提案をしている。子育て世代では、富山県の伝統料理が希薄になっている、朝食が菓子パンのみであるなど、問題のある食生活も多い。県のヤングファミリー向けの取組みについて聞かせてほしい。
→以前から、PTA等の集まりに講師を派遣するヤングファミリー向けの食育講座を実施しており、昨年度から、者食育実践セミナーを開催している。本年は、若者食育実践セミナーの一環として、新たに、若者が多く集まるイベント広場や学園祭での啓発イベントを実施する予定である。

・1日3回の食事をしっかり食べることが、健康な体作りにつながる。その際には、よく噛むことも大事である。県においては、県民に対する食育の広報活動を強化してほしい。

・食生活改善推進連絡協議会としても、食育推進活動に努力をしているが、県民へ浸透させることが難しく、じれったい思いをしている。「富山型食生活」については、より受け入れられやすい名称で普及活動をすることも検討した方が良いと思う。

・岐阜県では、親子でお弁当を作ることを通じて食のあり方を考え、親子のふれあいを深める「お弁当の日」の取組みを始めている。朝早くからの親子でのお弁当作りは手間がかかるが、食について学ぶ良い機会になる。富山県内でも一部地域で取り組まれているが、PTA連合会としても頑張ってまいりたい。

・第2期富山県食育推進計画の目標指標のうち、朝食の欠食は0%に近づいている。ただ、朝食を食べていても、菓子パンのみ、ジュースのみといった子供もおり、県においては、朝食内容について踏み込んだ対応を進めていただきたい。

・先日、保護者を招いての給食試食会を実施し、保護者に給食の様子を参観してもらった後に、試食をしていただいた。薄味だが具材が多く満足できる、野菜を上手にとれる、といった感想があった。

・朝食の内容に関しては、家庭によって千差万別ではあるが、きちんとした内容のものを食べることができるよう、PRをしている。

・給食に関しては、アレルギー対応食の提供をしっかりとやってまいりたい。

・生徒が楽しみにしているものの一つとして、給食があげられ、残食も少ない。

・朝食の中身に関しては二極化している。また、帰り道にコンビニ等で好きなものを購入し、夕食前にお腹を満たしてしまう生徒もいる。あるいは、家でテレビを見たり、ゲームをしながら食べている。そういった状況では、噛むことや味わうことへの意識がされていない。保護者からは、食育の大切さは理解しているが、仕事が忙しいとの声が寄せられる。目で見て比較できるような啓発資料があると良い。

・食育のイベントは全国的に行われているが、イベントに関して反省をする段階にもなっている。参加者は、会場で食の大切さを理解しても、食育の実践が継続しない。何を身に付けてもらうかが大事になる。

・富山型食生活については、例えば「ご飯1日1回、魚1回」といったように具体的にすることが大事。食事バランスガイドの普及のように、勉強をしなければ実践できないことは、なかなか浸透しない。キーワードが大事である。

・弁当の日の活動は、学校授業の一環として、学校で収穫した野菜等を使用して、学校でお弁当をつくり、保護者に報告する、といった活動に進化している。お弁当の栄養バランスを考え、浸透させることが狙いである。

・若者食育実践プロジェクトについて、県から委託を受けて実施している。昨年は、同プロジェクトの中で食事バランスガイドを使って、食事の点検をした。若い世代は、食事を自ら作る機会がなく育っており、自分達としても料理の楽しさなどを伝えてまいりたい。

<資料>
・平成24年度の取組状況
・平成25年度の取組方針