食育推進会議

第10回富山県食育推進会議(主な意見)

日  時:平成24年6月27日(水)1530〜17:00

場  所:富山県民会館8階   キャッスル

出席者 数:19名(代理含む)

  第:
 1.開会
 2.知事あいさつ
 3.食育に関する報告
  (1)食育リーダーと栄養士会の活動状況
       富山県栄養士会 荒木 麗子 氏
  (2)社員食堂における食育の推進について
       クラシエ製薬株式会社 高岡工場業務課長 高辻 雅一 氏
 4.協議事項
  (1)平成23年度の取組状況について
  (2)第2期富山県食育推進計画(案)について
  (3)平成24年度の取組方針について
  (4)その他
 5.閉会

【主な意見】
・第2期食育推進計画は「食育の実践」に舵をきる内容であり、良いものが出来たと思う。今後、食育活動を推進していく上では、食育は自身のためにやるもの であることを、県民に意識してもらうことが大事である。若い家族に話を聞くと、体に良いと分かっていても、忙しさから、上手く出来ていない実情がある。県 においては、「簡単メニュー集」や「とやまの家庭料理」等の取組みをしているが、それらの冊子を単に配布するのではなく、いかに浸透させるかに工夫を凝ら して欲しい。

・食育リーダーの立場で県内の学校に出向く機会もあるが、一部の定時制高校で出される給食については、標準的なカロリーを上回るものがあるようである。定 時制高校における栄養指導の状況を教えて欲しい。
→県内には、25名の栄養教諭及び約100名の学校栄養職員が、小中学校における栄養指導に当たっている。定時制高校では、栄養士が給食の栄養指導に当 たっている。

・「簡単朝食レシピ集」は、本協会にて作成した。第2期計画においても指摘されているように、食育への関心は高まっているが、バランスやカロリーに配慮し た食生活をする人は少ない。簡単にバランスのとれた食生活を送れるよう、ガイドが欲しいとの声は以前からあり、「簡単朝食レシピ集」を是非とも活用して頂 きたい。

・食育全体の取組みがよく分かった。事例紹介から、小中学校だけではなく、職域での取組みが行われていることも分かった。教育現場の立場からお願いをすれ ば、栄養面から食の大切さを伝える教材は充実しているが、心の面から大切さを伝える教材も充実すると良い。例えば、薬物乱用防止等については、心身両面か ら生徒に訴えかけをしており、食も同様に出来ると良い。

・PTAでは、親子交流の取組みとして球技大会等を行っているが、食育に関しても、例えば学校の調理実習室等を使用して手軽に実施できるものであり、是 非、食育リーダーの派遣等を活用して取り組みたいと思う。
・親の立場としては、親が頑張り過ぎずに良い食生活をおくることが大事。特に、子育て世代は、インターネットの活用が重要。簡単レシピ等が、容易に検索で きるとよい。

・核家族化が進んでいる。例えば、夜遅い時間でもファミリーレストランで幼児を持つ家族を見かける。夜遅い時間に食べると、朝食を食べられず、そのまま幼 稚園に来る児童も多い。食は、そうした生活環境に影響されており、生活環境の大切さも含めて訴えかけをすることが大事である。

・当社で発行している「はっぴーママ」は、購読者層が子育て世代のママであり、本年度は、県と協力して「とやまごはん」を企画特集している。企画の意図と しては、親が楽しめる形で富山の食を浸透させること。当社でアンケートをすると、「富山の食材は価格が高い」「食の大切さは分かるが忙しい」等の意見があ る。そうした状況も踏まえ、「子育て世代のママが悪い」とならないように、食育推進をして欲しい。

・人は食べたものから出来ているとの格言があるように、食は肉体だけでなく、心や精神にも影響するもの。そうしたことを県民に訴えつつ、食育推進に努めて 欲しい。

・消費者は、食育が大事なことは分かっているが、実践が出来ていない。グルメ志向がブームとなっているが、グルメで美味しいとされるメニューの中には、脂 肪分や塩分が多いものも見られ、体に良いものとは限らない。表面的な味付けではなく、栄養バランス等の大切さを消費者に訴えかけることで、「食育の実践」 がより円滑に進むと思う。

<資料>
・平成23年度の取組状況
・第2期食育推進計画の検討経緯等
・平成24年度の取組方針