食育推進会議

第9回富山県食育推進会議(要旨)

日 時:平成23年6月28日(火)1500〜17:00

場 所:富山県民会館8階  キャッスル

出席 者:石井会長、伊藤委員、岩田委員、魚崎委員、大沢委員、大菅委員、岡崎委員、奥井委員、塩原委員、

             田中委員、寺井委員、西田委員、本多委員、宮岸委員、薮委員、山岸委員、吉田委員、米澤委員

(代理出席)(県商工会議所 女性会連合会)瀬尾 副会長、(県食品衛生協会)愛場事務局長
        (県保育連絡協議会)高橋 副会長、(県教育委員会)山崎理事、(県調理師会)清水副会長
          
                                                                計23名

 

1.開会

2.知事あいさつ

3. 食育に関する報告

1)食育活動事例   富 山県食生活改善推進連絡協議会 会長 宮岸 裕美子 氏

2)食育を巡る情勢  医 学博士・管理栄養士  本多 京子 氏

4. 協議事項

1)平成22年度の取組状況及び平成23年度の取組方針について

2)第2次富山県食育推進 計画の策定について

【主な意見】

・学校給食における地場産食 材の割合が目標設定時からあまりかわっていない。食品の安全性が求められているが、地場産食材を使うことが進んでいないのではないか。

・口の健康の大切さというこ とで、「食べたら磨く」習慣づけ、よく噛むということ、また、高齢者に関する口腔ケアなど、歯に関していろいろと策定されている。現代人はあまり噛まなく なったが、よく噛むことの重要性についてもう少し入っていると良い。

・食 育リーダー派遣では歯に関する話をしてほしいという要望が増えており、歯に対する関心がとても高まっていると感じている。

・ここ何年かで栄養教諭の数 が増えてきたのはよかった。家庭ではなかなかできない面の指導を栄養教諭によって行うことができるので、さらに増員をお願いしたい。

・食べ物の危険性を察知する という点も取り入れてほしい。以前なら、生の肉はまず食べないという警戒心を持っていたが、今は、いろいろなところで普通に食べられているから安心と、 疑ってもみなかったという状況があると思う。食べ物には取扱いによっては危険な状況があることを忘れないで伝えていってほしい。

・い ろいろな取り組みがあるが周知されていない。県民にどういう形で訴えていくかということを、第2次 計画の目玉としてはどうか。

・食 品安全についていろいろな問題が出ているので、食品安全フォーラムの回数等をもう少し充実させてはどうか。

・ヤングファミリー、若い保 護者の意識が大切。小学校で子ども達に指導する「早寝早起き朝ごはん」は、保護者に対してのものでもある。

・肥満者の割合だけでなく、 痩身状況もとらえたらよい。

・学校給食の地場産品につい ては、地域や季節による差があるのではないか。表向きのデータだけでなく、内容をもう少し掘り下げて考えていかなければならないのではないか。

・次期計画のスローガンにあ るとおり、まずやってみようということで、実践することがとても大切。

・意 識のある人はいろいろな活動に参加され、知識もあるが、課題になるのはその他の方々。特に若い世代の課題が大きい。

・誰を対象に、何を、どのよ うに伝えるかということをクリアにして取り組むと、より効果がでてくるのではないか。

・富 山型食生活ということで、たくさんの栄養豊富な食品を自信を持って作っているので、学校給食等に大いに使っていただきたい。

・朝 食を欠食する児童、生徒がほとんどいないということで、メーンは夕食ではないかと思うが、忙しさなどから時間のかかる料理は敬遠しがちである。また、継続 は大切だとわかっているが、つい楽なほうにいってしまいがちである。そんなときに、いろいろなイベントを起爆剤として利用していけば、刺激を受け、それが また新しいエネルギーとなっていくのではないか。

・「富山型食生活」が、何と なくダサい感じというふうにとらえられているのではないかと思うが、その良さを再発見するために、テレビでタレントにPRしてもらうことなどもいいのではないか。

・イベントは、町内会や児童 クラブなど皆に出ていただけるようなところで行うと効果的ではないか。

・学 校では朝食を大変大切に考えており、PTA、各家庭の協力を得ながら「早寝早起き朝ごはん」に取り 組んでいるが、保護者が朝食を取られないという習慣がある場合、子どもの方に朝食をしっかり食べましょうということをいってもなかなか難しい。保護者との 連携が一番望ましいと思うので、20代から40代 の世代の方、ヤングファミリーの方々への啓発が必要。

・子どもたちは給食に出る富 山県産の食材に大変興味関心を持っているので、子ども達への地場産食材のPR活動をさらに進めてほ しい。

・朝 食の摂取率は数値的にはあがっているが、保護者が朝食を食べない状態で子どもたちがちゃんとした中身の朝食を食べているのかということは疑問である。PTAなどとも協力し、若い世代、保護者への取り組みを進めることで、中身も充実した朝食が取れるようになっ ていくのではないか。

・主 食とおかずがそろった朝食を食べている人の数が、20代、30代 で4ポイントほど落ちている。朝、出社する前にコンビニに寄って、車の中でおにぎりを食べたりして いる方をよく見る。20代、30代の女性、 これから子どもを持ち育てていく体をきちんと維持していかないといけない世代が、朝ご飯をちゃんと取っていない。

・食育のコミュニケーション ツールとして、若い世代や独身男性、独り暮らしの方たちにも読んでいただけるような、組み合わせを考えた簡単なレシピ(「10分で朝食」など)を提案できる冊子を作り、普及したいと思っている。

・食 育学会で、今回の被災地の方に向けて、主食、主菜、副菜を、一番簡単なスタイルから、少しずつ時間をかけられる段階を踏んだメニューづくりの小冊子を作り 始めている。時間のない人にも参考になるのではないか。

・朝 食の中身を少し調査したら、菓子パンと牛乳かジュースだけという子がいた。朝食の欠食率0%を目指 しているが、これからは食事の中身が大事になるのではないか。

・栄 養価が高くおいしい手の込んだ給食を嫌がり、いろいろな冷凍食品の入ったお弁当をおいしそうに食べる子がいる。

・多忙な中で手の込んだ食事 を作ることは、不可能に近いのではないか。そうしたときに、母親自身が小さいときからどういう食生活をおくってきたかということがターゲットになってく る。自身が小さいときから煮た物や愛情のこもった食事を食べていたら、時間のない中でも子どもたちに簡単なことで工夫した食事を作ってあげることができる のではないか。

・「若い世代への家庭料理」 ということで、中学生、高校生にどんどん料理を実践してもらい、将 来、おいしい食事を作る技術を身に付けられるように、若い世代への啓蒙をすればよい。

・地 域の計画を作るときには、富山県らしさを表に出していくべき。

・メディアや漫画は非常に入 りやすいところがあるので、パンフレットに入れ込むなどして、富山の食や伝統的な郷土料理の良さを家庭料理に取り入れていくことにつなげていけばよいと思 う。

・外食産業、スーパー、商店 街の食料品屋などとタイアップして、地場産のアピールや料理レシピの紹介など食育に取り組んでいただけるようなものがないか。

・子 どもに伝えるためには、親を引っ張り出すことが一番大事。子ども、特に小学校、中学校の時期は体を作る一番大事なときなので、食の大切さ、親が子どものた めにどうすればいいのかということを、学校や教育委員会を通じて家庭に知らせていくことをしなければいけないのではないか。

・鮮 度の良い、土地や富山湾に恵まれた地元の食材をスーパーや家庭でたくさん食してもらえればと思う。

・一般の人に富山型食生活を 認識してもらうために、スーパー等でレシピや食材の簡単な調理法などを紹介し宣伝してもらえばどうか。

・魚 介類を調理する際に包丁を使わない家庭が非常に多いと思われる。放っておくとますますその傾向が強くなっていくのではないか。学校教育等に魚のさばき方の 授業を取り入れていただきたい。また、高校の家庭科の先生にも魚のさばき方をよく知らない方が非常に多い。

・高 校生にアジの三枚おろしというと、おろし金を持ってくるという時代になってきた。いろいろな政策の必要性を感じる。

・富山の多くの方が共通に感 じている「富山の一品」を皆で選んで、それを子どもたちが料理できるようにすればどうか。将来、子ども達が大人になり他の地域に行ったとしても、それを作 ることにより、心のよりどころになったり、富山県民であることの誇りを感じたりすることができるのではないか。食には安らぎという意味合いも強いので、そ うした活動も必要なのではないか。

・小学校から大人まで、体験 する場をいかに多く提供することができるかがとても大切である。人から聞いた話は右から左に抜けるが、自分で体験したことは自分の体に残る。

(3)その他

 5.閉会


<資料>
  食育推進計画基本目標の推進状況
  食育に関する施策の進捗状況の概要
  食育の推進に関する施策の進捗状況(平成22年度実績及び課題等)
  平成23年度食育の推進に関する主な施策
  食育関連施策の概要(平成23年度予算)