食育推進会議

第6回富山県食育推進会議(要旨)

日 時:平成20年6月5日(木)15:00〜16:40

場 所:富山県民会館8F キャッスル

出席者:石井会長、岩田委員、上滝委員、木村委員、高澤委員、滝澤委員、舘野委員、
     中川委員、西田委員、濱田委員、本多委員、溝口委員、宮岸委員、米澤委員

(代理出席)県漁業協同組合連合会・谷漁政部長、県私立幼稚園協会・畠山副会長、県歯科医師会・富山事務局次長、県保育連絡協議会・大竹副会長、高平教育 次長、県調理士会・利光専務理事、県医師会・高木事務局長、県食品スーパーマーケット協議会・木村氏
計21名
1.開会
2.知事あいさつ
3.議事
(1)平成19年度の取組状況
 ・食育に関する施策の進捗状況の概要【資料NO.1】
 ・食育に関する施策の進捗状況(平成19年度実績及び課題等)【資料NO.2 -1】【資料NO.2-2】【資料NO.2-3】
(2)平成20年度の取組方針
 ・平成20年度食育の推進に関する新規・拡充施策【資料NO.3】
 ・食育関連施策の概要(平成20年度予算)【資料NO.4】

【主な意見】
・義務教育、それから幼稚園、保育所の間は、食事はある程度、いろいろなところでカバーされているが、今から一番大事な体をつくっていかなければならない 高校生、それから高校を卒業して働いている、あるいは大学へ行っている、その方たちがすぽっと抜けてしまっているように思う。予防という観点から、今年栄 養士会は、そういうところにもっともっと力を入れていきたい。
食育リーダーについて、私どもももう少しPRしていきたいが、委員の皆さまもぜひ、いろいろなところでPRしていただけたら大変ありがたい。

・「三世代ふれあいクッキングセミナー」について、平成12年から実施しているところであるが、昨年から富山型食生活の普及ということで、県と相談の上、 「とやまの郷土料理レシピ集」を作成した。これが新聞に取り上げられたところ大変な反響で、県の食改の事務局へ100件ぐらいの問い合わせがあり、マスコ ミに取り上げられたら大変なPRになるという実感もしている。とやまの郷土料理を各市町村で普及しているが、正直言って、子供さんからの反響はあまりかん ばしくない。おばあちゃん、お母さんには「口にしたことがあるから懐かしい」という声を聞くが、子供さんたちにはいまいちで、カレーライスとかスパゲティ とかに慣れた口にはこれが合わないという声も聞いた。しかし、昔からの伝統の郷土料理は、今度は若いお母さんたちにぜひ受け継いでいってもらいたいという 強い気持ちで、一生懸命普及しているところである。

・神経性食思不振症などが高校生以上から起こってくる。極度の痩せは、誰かが指導していかないと、病院でも、子供と大人の境目でおろそかにされている面が あるので、ぜひその辺に力を入れていただきたい。ひいては、赤ちゃんができない、人口減少にもつながるので、ぜひお願いしたい。

・女性の20歳代の痩せが1割強いる。そういう人たちの骨密度は非常に低く中年になり老年になったときに、大きく骨折などに影響していくことから、この若 いときの痩せが、どんなに健康上いけないかという教育を少し考えなければいけない。
 痩せ率BMIは計算で出るが、日本食生活協会から出ているBMI計算尺で簡単に計算でき、これをみんなが持てばいいのではないかと思う。

・20年度からの推進施策に、民間企業への啓発ということで、社員食堂における健康づくり等の推進が載っているが、今は男性も女性も、職場進出が進んでい るので、昼食を通して、食育の推進を図るのは大変よいことだと思う。

・若い世代の食生活や健康状態の問題点は、沖縄がそのよい例だと思うが、寿命が男性1位から26位になって、新しいデータではやっと25位に回復した。沖 縄の若い人たちの食生活の調査などでは、私たちが長寿食だと思っているゴーヤチャンプルーのような料理を高校生が一番嫌いなメニューとして取り上げている という時代になっていて、食文化の継承を若い世代にいかにしていくかということが、とても大事な鍵を握っていると感じている。
 NHKと組んでずっといろいろな地域での食育活動に参加してきたが、若い世代の人たちに食のことをもうちょっと考えていただくといっても、全く関心がな い世代なので、例えば佐賀県では、「食育ネットワークさが」により、学校、保健所、企業等が一体化して食育活動が行われている。具体的には、一番関心のな い人たちの層に関心を持っていただくため、保健所の栄養士さんたちがスーパーマーケットに出向いて食育活動をしている。スーパーマーケットで、例えばバラ ンスガイドの説明や、地元の農産物の説明をすると、説明がイコール消費にもつながっていく。誰かに出向いてきてもらうのではなく、こちら側が出向いて行っ て啓発活動をすることが、特に若い世代の人たちに関心を持っていただくためにすごく大切なので、そういうこともこの食育活動の中に入れていくことができる と、今一番欠落している若い世代の人たちにつながっていくし、地域の活性化にもつながるのではないかと感じた。

・スーパーマーケットの方へどんどん出向いて来ていただければ、私たちも食育活動の場の提供はしたいと思うので、ぜひ協力させてもらいたい。
 富山県のスーパーマーケット、およびそれに関連する店舗で販売されている、例えば野菜の金額は年間約200億円で、富山県の産物は、多分その大体1割弱 ほどで、20億円をちょっと切れる。食育の啓発に関しては、もう既に富山県は全国のトップクラスで、相当効果が上がっていると思うが、いざ実際に食べる素 材がどうなっているのかということについては、そろそろわれわれ流通業界の出番ではないかと思う。
 食育イコール地産地消となってしまいがちであるが、現実的な話をすると、20億円以下の生産を一気に200億円にすることは無理だと思う。むしろ、例え ば当面20億円のものを25億円にしようとか、30億円と到達可能な範囲にする。また、いわゆる国内の輸入先、例えば高知県など生産県と友好関係をつくっ ていく。こういった所は野菜が生産過剰気味で、安く販売されてしまっているというアンバランスが起きているので、流通という段階で、ある程度政策的な数値 も踏まえて進めていくと、食育の啓発が生きてくるのではないかと思う。できればこういうことも、われわれ流通、民間のレベルから県と話し合いをさせていた だける場があればありがたい。

(3)その他

【主な意見】
・PTA連合会でも、昨年は特に食育に力を入れ、家庭教育委員会等で、料理会を兼ねた食育講座的なものに何度も取り組んだ。やはり、料理を作るお母さんへ の感謝、作物を作っている農家の方たちへの感謝や自然に対する感謝といった内面的な勉強をするためにも、体験を通した実習をさせていただいた。
 私自身も、田んぼ、畑をやっていて、そこへ小学校の総合学科の授業で来ていただいたり、親子で畑をしてもらったり、その作物を取ってきて一緒におやつや 食事を作ったり、また地域の保育園や小学校の子を集めて、味噌作りなどもさせていただいた。身近な地域の方たちと食文化の継承をどんどんやっていくのが素 晴らしいなと思い、実践させていただいている。

・私たちもいろいろ活動はしているが、参加していただく方が一部であり、1人でも多くの方に良さを知っていただかなければと思って頑張っている。各種団体 がさまざまな活動に一生懸命取り組んでおり、朝ごはんのことについても、統計的にもだんだんといい形になって現れてきているのでほっとしている。

・どうしてもタバコをやめることができない人たちに、吸殻をそこら辺に捨てないでほしい、携帯の吸殻入れをエチケットとして持ち歩いていただきたいと思 う。特に朝早く、のびのびと誰もいない道で、タバコを吸っているのがとてもリラックスしていいだろうとは理解できるが、その近所の人たちが吸殻を片づけな ければならないことをよく私は経験している。

・入善町では海洋深層水の取水所があって、その深層水で豆などを炊くと大変色艶もよく非常においしいと新聞に出ていた。海洋深層水のこのような利用法・活 用法も、一つのテーマとして取り上げていただきたい。

・深層水についていろいろとお褒めいただき本当にありがたい。入善町と滑川市の2カ所で汲み上げている。年中温度が一定で、大体2〜4度、夏でも4度ぐら いである。ミネラルが豊富にあり無菌であるという特徴がある。これは海水であり、大変塩辛いというか、普通の海水からみればちょっと塩分が濃く、この水を 上手に使うと大変おいしい料理ができるということで、町の婦人会の方にもいろいろ使っていただいており、また、学校給食にもできるだけ入善の深層水を使っ た食材を提供している。皆さん方にぜひ使っていただければと思う。

・今年の4月から、中学校の給食について業者委託に踏み切った。そうなると、それぞれの学校に配属されている栄養教諭や管理栄養士の皆さんの責任が非常に 重くなる。そういう意味では、しっかりと人を増やしてもらいたいと思っている。

・健康づくり協力店についても栄養士会で協力させてもらっている。協力店がもっと増えてほしいと思っても、なかなか協力をしていただけない現状もある。栄 養成分表示、あるいは元気メニューや禁煙・分煙のいずれかにそのお店が協力されると、健康づくり協力店のピンク色のステッカーがどこかにあるはずで、それ も協力していただけるところは大いに貼っていただけるが、どこか隅っこの方に裏返しになっていたりするところもある。また、レシピをお教えいただくわけで あるが、ちょっとここは教えたくないというところもあるなかでこのステッカーを貼っていただいているということは、本当に協力をいただいていることだと思 うので、ぜひこういうお店を選んで行っていただけたら大変うれしい。

・町では農協さんと協力しながら地産地消に取り組んでいる。時期によっては、あるものとないものとがあるが、何をどれだけ作ったらいいか計画を立ててでき るだけ年間を通じて提供できるようにして、地元の子供たちに地元でとれたものを食べていただいている。
 また、校舎というか給食室がかなり大きく、500人ぐらいのために造った所が今250人しかいないとか、そういう学校がかなりあり、今自校方式でやって いるが、共同方式にして2校分を1校で作り、それを他の学校へ持って行くということをやろうとしているが、地元の方からは大変な反対が来て、1年間ほど遅 れている。やはり行政とすればできるだけ無駄な面を省きたいので、2カ所を一つにすれば、学校の施設も直さなくてもいいし、人数もどんどん減っていること からもそのような方向性を持っていきたいと思っている。

・食育や地産地消を推進するときに、具体的な経済的な数字で話をしないと、成果がなかなか上がってこないと思う。例えば富山県内で一番生産量の多い野菜は 長ネギで、先ほど20億円と言ったうちの5億円、25%が長ネギである。われわれのスーパーマーケットの店頭で、その長ネギがどうなるかというと、富山県 の場合は日照が少ないので、たくさん取れてくる時期というのは大体偏っているから、価格相場がぐっと落ちるので、安売りになってしまって、農家の方の生産 意欲がなくなってしまう。
 だから、長ネギがたくさん取れる11月に、一生懸命、例えば栄養士さんや食改の方々が、11月は長ネギ月間だと、富山の長ネギを使って、いろいろな郷土 の料理を作りましょうというふうにやると、農家の方の生産意欲もわくと思うし、いい流通が起きるのではないか。
 第2位がキュウリとトマトで、1億円以下と非常に少ないので、多分そういう取り組み方をしたら、すぐにその品目の成果が上がる。そうすると、農家の方が 一生懸命作ろうということにもなってくると思う。だから、できるだけどのような経済の流れになっているのかということを念頭に置いて、官と民間の企業と消 費者の方々とが一緒になって推進していくと、多分全国一、素晴らしい食育県になるのではないかと思う。

・未就学児、保育園にまだ行っていない子供たちのお母さんというのは、離乳食から始まって、食に対する関心がすごくあるが、保育園より前の子供たちに対す る食育というのは行われていない。できれば未就学児に対する食育も、県の方で少し考えていただければと思う。

・幼稚園では給食制度がほとんどで、自園で調理をしているところは、若干あるが、ほとんどが外部から取り寄せているというのが現状である。給食センターだ と、幼稚園で取り寄せれば1食当たり大体、150円前後ぐらいである。これはおかずだけで、それに米飯やパン、パンの場合は牛乳を提供している。
 栄養については、栄養士さんが考えて作っておられるので安心しているが、まれに、朝ごはんを食べてこない園児がいる。いろいろ理由があるが、夜更かしを するのは、園児ではなく母親の問題であって、朝ごはんを作れない、早く起きられないということがあるのか、もう少し子供のことを考えてくれれば、朝ごはん もちゃんと食べて登園してもらえるのではないかと思っている。小学校の教頭先生と一度話をしたことがあるが、学校でも朝ごはんを食べてこない児童が結構い るということで、お昼の給食よりも、朝食も学校で出さなければいけないような時代が来るのかもしれないという心配をしておられた。
 母親にダイレクトに朝食を食べさせるように訴えてもなかなか取り組んでもらえないので、子供を通じて何かできれば、「これは明日の朝、一緒に作って食べ ていこうね」と、朝食を食べることにもつながらないかという思いがある。もっとテレビなども使って、朝食を食べてこないと駄目だというふうに訴えていただ ければいいなと思った。
 以前に琉球大学の先生から、Breakfast(朝食)はbreakが壊す、fastが断食という意味で、夜ずっと寝ていて、体自体がいわば休止状態の ところを、朝食を取ることでその休止を壊すというようなことだと伺った。水やジュースを1杯飲んでから朝食を取ることで、その日1日の体がまた活発に動く のだという話も聞かせていただいた。朝ごはんというものの大切さにも、ぜひもっと目を向けていただければありがたいと思う。

・学校給食に何とか富山の魚を入れられないかということをやってきた。逆に考えれば、今までなぜ富山の魚が学校給食に使われなかったのか。それは特に魚の 場合は、骨が付いていると父兄さんが怒ってくるということ。かつ、合理化を図ることにより、数量がものすごく大きくなってきていて、例えば、富山市の給食 センターでは、1万人クラスという所もあり、そうなると、1回に調理する量が莫大になる。私どもは富山の魚を切り身にして、ではフライにしてくださいと、 60gのものに衣を付けて出すと、一つ揚げるのに3分かかる。ところが、輸入されたメロなどのフライは、1分で終わる。そうすると、こちらは地物で、確か に原価は安いが、富山にそういった加工をする食品工場がない。では、これをいっぺん県外へ持って行ってまた戻すと、また高くなる。ところが、外国のもの は、どこかの大手の会社が大量に買って、オートメーションで衣まで作って、同じ規格のものを安く持ってきて、なおかつ調理が簡単である。
 学校給食費は3000〜5000円の間に収めるしかないから、ある程度、センター方式の合理性とその価格をどう考えるか。地産地消や食育をやろうとすれ ば、昔ながらの自校方式であれば、地元の農家や漁業者の人なり、スーパーの方なりとのつながり出てくるのであうが。ただ、今、給食費さえ払わないという時 代の中で、今4000円払っているのを8000円にするということは、多分受け入れてくれないだろう。これが学校給食へ魚を提供しようとしたときに非常に 問題になって、今頭を悩ませているところである。
 もう一つは、魚は、焼くか揚げるか煮るしかないが、今子供が一番嫌いなのは煮魚で、煮魚には、本当は骨を付けなければいけないが、骨が付いていると父兄 から叱られるので、バラにすると、煮たら身がバラバラになる。とすると、揚げるしかない。揚げると今度はメタボリックだといってまた叱られる。
 大学を出てもう30年近くなるが、30年前と今と何が違うのだろうと考えると、コンビニが違う、パソコンが違う、ジャンクフードのお店がある。コンビニ の弁当は、見た目もきれいで、品目が30以上入っているから、コンビニの弁当でなければ、多分、皆さん、食べてくださいと言うようなものである。でも、裏 を返すと、防腐剤と添加物が山のように入っていて、どちらを食べるかを判断する能力を付けさせることも食育で大事なことだと思う。例えば牛肉も、アメリカ の牛肉と日本の牛肉があって、絶対当たらないだろうとアメリカの牛肉を買う人もいるかもしれない。でも、アメリカの牛肉はこうなのだということを分かって いて、何でも駄目だよというものではなくそれを分かるようにするのが教育だと思う。食育というのは、20〜30年かけて、ちょっと日本の食生活が崩れてき たのを1年や2年、3年で戻そうというのはむちゃくちゃで、倍の時間がかかると思う。

・調理師会で今、最も話題になっているのは、料理人になるという方が少なくなっていることである。よくあるのは、「料理長、うちの子供ははやりの創作料理 をやりたい」と、創作料理を1年2年やられて帰ってくると、全く料理を適正にやっていない。というのは、料理の中で、あえる、刺身にする、煮る、焼く、揚 げる。このいろいろな方法で、魚はこうであったらおいしいのだということを、完全に潰してしまう。だから、「これはこういうふうに料理するのですよ」とい う話をすると、「いや、あそこの店ではこういうふうにやっていた」と、全く違っていることがある。
 私も学校の方でいろいろ教えているが、何が違うかというと、お母さん、お父さんが、早く安くできるという料理しかしないから、揚げるとか、それだけしか やらない、全く料理ができないと、私の実感としてある。

・小学校の立場からお話しさせていただくと、ここ数年、食育にかかわる教育活動というのは、非常に盛んになってきているなという感がある。とりわけ、食育 推進にかかわるいろいろな団体の方のご協力により、多様な活動がそれぞれの学校で行われるようになったということで、学校として大変感謝している。
 その一方で、朝食の欠食の問題がある。県の教育委員会でも、「毎日しっかり朝ごはん」ということで、一昨年からずっと事業として取り組んでいただいてお り、学校では、これを具体的な数値を挙げながら、子供たちの指導に取り組んでいるところが多いように思う。ただ、子供の実態をお話しさせていただくと、ほ んの一口食べただけで、もう朝食を取ってきた、例えば菓子パンとジュースであっても、朝食を食べたというような状態であるから、単にその数値で測れない、 その背景を今後しっかり見極めて、指導していかなければならないと思っている。
 それから、これは学校現場ではどうしようもないという壁を最近感じるが、学校にはいろいろな家庭の子供さんがいる中で、非常に経済的に困窮している家庭 の子供さんがおられる。そういった家庭では、非常に食の内容が貧しく、十分に食べられないで学校へ来ざるを得ないという厳しい現実がある。そういった面か らも、行政の方からの支援も含めて、家庭への支援をぜひお願いしたいと思っている。

・「毎日しっかり朝ごはん事業」が、中学校では取組みの一番のきっかけになっていると思う。ほとんどの学校で、1年生に夏休みの宿題という形で応募してい るようなこともあると思うし、「わが家のアイディア集」については、発達段階に応じた気付きや工夫が見られることで、それを私自身も「ああ、いいな」と 思って見たわけだが、それを子供に返せるということで、一つ前進しているのではないかと思う。
 前任校で、朝食摂取率ということで取り組んだところ、生徒の保健委員会で例えば睡眠と健康についてアピールする、そして、教師は養護教諭と一緒に朝食の 大切さと体温の上昇について授業を行う、双方がつながったときに、家庭での生活時間の見直しにもなり、それが結局学びの改善にもつながっていったというよ うな成果が見られた。
 県中学校教育研究会の東海北陸研究大会が7月にあり、2年生の選択授業で、地域の食材、旬の食材を活用した元気富山弁当を考えようという授業を提供する ときに、例えば「富山版食事バランスガイド」「富山型食生活モデルメニュー」「食品Navi」等が活用できる機会にもなり、他県にもアピールしていけるの ではないかと思っている。
 高校へ行くと、なかなか食べないという人が出てくることについて、やはり小中では学校給食の果たす役割が大変大きいわけで、例えば本校を見ると、ご飯が 大変残るという現実もあり、それをどうやって少なくしていけばいいか、できることから始めるというのを大事にして、取り組んでいきたいと思っている。

・食というのは365日、朝昼晩ということで、いわゆる子供の食を通じたしつけというか、教育が重要ではないか、一緒に同じものを食べることが非常に大切 ではないかと思う。

・保育所としては、19日の食育の日には、子供たちはたいてい材料でしか見ていないので、例えばパイナップルとか実際のものを見て、触って、においをかい で、絵を描いて、食してみるといった取組みをしている。

4.閉会