狂犬病予防注射 集合注射会場での心がけ

4月から6月は狂犬病予防注射の接種期間です。

この期間中、公民館などの公共施設で狂犬病予防の集合注射が実施されます。

集合注射会場にはたくさんの犬が集まるため、不安や緊張から暴れて逃走して、注射の接種がスムーズにいかないケースが少なからずあります。

今回のお知らせノートは、“狂犬病予防注射 集合注射会場での心がけ” です。

集合注射会場でのスムーズな接種のポイントについて、いっしょに勉強しましょう。

対象となる犬
対象犬 イラスト

対象は生後91日以上の犬です。

犬の登録がお済みの方には、お住いの各市町村から案内ハガキが発送されます。

病犬や老犬など健康に不安のある犬は、かかりつけの動物病院で事前に健康診断を受けるか、市町村から委託されている動物病院で狂犬病予防注射を接種しましょう。

持参する物

〇 接種手数料 注射料:2,650円、注射済票:550円 合計3,200円

〇 事前に市町村から郵送される案内ハガキ・必要書類など

参加時の注意点

会場には、犬の性格や健康状態を把握していて、しっかりと犬を制御できる飼い主の方が来てください。

会場にはたくさんの犬が集まります。
 安全のため、小さなお子さんの同行は避けたほうがよいでしょう。

トラブル イラスト

また、よその犬と喧嘩になったり人を噛んだり逃げたりしないよう注意しましょう。
 力の強い犬や大型犬、緊張から攻撃的になってしまう犬の場合はなるべく大人2名以上で行き、1名が犬のリードをしっかり持ち、もう1名が会計をすると安全です。

暴れる際や後退りの際に、首輪や胴輪が抜けたりリードが離れてしまったりすることがあります。

会場で犬が脱走することがしないよう、十分注意してください。

注射の受け方

注射は通常首またはお尻にしますが、場合によっては、その他の部位に注射することがあります。

注射の効果はどの部位でも変わりません。

獣医師の指示に従い、犬をしっかりおさえましょう。

安全に犬をおさえる“保定”の方法を紹介しますので参考にして下さい。

安全な犬の保定
保定のイラスト1

イヌの頭部を抱きかかえるようにしてイヌのアゴに腕を回して首輪をつかみます。

もう一方の腕は、イヌの腰部に回します。

保定者の胸にイヌの体を引き寄せて、イヌとの間に隙間ができないようにしましょう。

保定のイラスト2

両手でイヌの首輪を持つ(頭部を抱きかかえる)ようにして保定者に引きつけて下さい。

首輪を持って押さえるので、首輪抜けしないようにきつめ(指1本が入るくらい。)に締めて下さい。

注射接種後の注意点

注射後、まれに痛みや元気・食欲の不振、下痢又は吐き気などが起こることがあります。

過敏体質の犬では、まれにアレルギー反応 (顔面の腫れ、痒み、じんましん等) を起こすことがあるので、注射後しばらくは体調に変化がないか観察しましょう。

なんらかの異常がみられるようであれば、すみやかに動物病院に相談して下さい。

当日体調に変化がなくても、注射後3~4日間はなるべく安静にして、過激な運動や入浴等は避けた方が安心です。

スムーズな注射の接種や診察ができるよう、普段からしつけ・トレーニングを心がけましょう

狂犬病予防法によって、犬の飼い主には、現在居住している市町村への登録をすること(一生に一度)、狂犬病予防注射を受けさせること(毎年1回)、犬に鑑札・注射済票を装着させることが義務付けられています。

交付された鑑札・注射済票は、必ず首輪などに装着しましょう。

日本では近年発症がない狂犬病は、今でも世界の国々では多くの人が感染し、亡くなっている恐ろしい感染症です。

犬の飼い主の責任として、毎年必ず飼い犬に狂犬病の予防注射を接種させましょう。

もくじに戻る