ねこが室内で快適に暮らすために

交通事故や感染症・近所迷惑などを避けるためにも、ねこは室内で飼育しましょう。
 しかし、「ただ室内に入れて飼えばいい。」という訳ではありません。
 ねこの習性や本能などを満たせるような、飼育環境を整えることが必要になります。

今回のお知らせノートでは、“ねこにとって快適な室内飼育環境”について、いっしょに勉強していきましょう。

まずは安全対策

外の世界と比べると室内は安全ですが、ねこにとって危険が無いわけではありません。

ねこが口にすると危険な食べ物(チョコレートやネギ類など)や観葉植物、人間用の薬などは片付けておきましょう。
 暇つぶしやオモチャ代わりに、電気器具のコードをかじる危険もありますから、あらかじめコードを完全に隠すかカバーをするなどの措置をしておきましょう。

また、意外な場所として「お風呂場」には危険が潜んでいます。
 バスタブにお湯がはってあると、ねこはユラユラ動く水面に興味を持ち、見入っているうちに落ちて溺れてしまう事故が起こります。
 残り湯がある場合などは、お風呂場のドアをしっかり締めておくか、浴槽の蓋をしめるようにしましょう。

理想的な室内飼育環境

環境イラスト 上下運動 かくれ場所 外が見える場所 爪とぎ トイレ

主なポイントは
右図の5つです!

各ポイントを
クリックして
内容をチェック
してみましょう!

ねこイラスト
上下運動
キャットタワーイラスト

ねこは高いところや立体的な移動を好みます。

シンプルで何もない部屋よりも、いろいろなものがあり多少入り組んだ環境で、そこを動き回れる方がねこは退屈しません。
 家具の配置の見直しや、段ボール箱や市販のキャットタワーをうまく利用するなど、上下運動できる環境を整えてあげましょう!

上下運動ができる環境だと、ねこは十分なエネルギーの発散ができ、運動不足による問題行動の予防にもなります。

かくれ場所

ねこは本来臆病な動物です。
 高いところや狭くて薄暗いところで、安心して休める場所をいくつか用意してあげましょう!
 段ボールやバスケットなど、全身がすっぽり隠れる、潜り込めるサイズのものの方が好ましいようです。

ねこキャリーバックイラスト

キャリーバックをかくれ場所として用意しておくと、通院時や災害時の避難にも役立ちます。

外が見える場所

ねこは安全なところから外を眺めたり、動くものを見るのが好きです。
 窓辺にゆっくり休めるスペースをつくってあげると、暖かい日だまりでお昼寝もできるでしょう。

ただし、縄張り意識が強いねこは、外にねこを見つけると不安やストレスからマーキングをすることもあります。
 そういった行動がでるねこの場合は、逆に外を見せないように工夫しましょう。

爪とぎ
爪とぎイラスト

ねこは爪を研いで古い爪を剥がしたり、自分の匂いを付けたりするために爪とぎをします。
 ねこの好みに合った素材の爪とぎを用意してあげましょう。

設置の際は、床にそのまま置くだけでなく壁面に貼り付けるなど、いろんな態勢で爪を研げるように、複数個設置してあげると良いでしょう。

部屋に適切な爪とぎがないと、家具や柱、壁などで爪を研ぐようなります。

トイレ

トイレの数は「ねこの数+1」個 が理想的です。

トイレイラスト

それぞれ離れた場所に設置してあげると、例え1つのトイレが汚れていても、もう1つのトイレで快適に排泄ができます。
 ねこはきれいなトイレを好みますので、汚れていたらすぐに掃除してあげましょう。

用意するトイレが小さいようでは、トイレの失敗やはみ出しにつながりますから、十分な大きさのものを選びましょう。

その他にも、トイレ砂や設置場所など、ねこにとって快適なトイレ環境を整えてあげましょう。

ねこにとって快適な環境を整え、飼い主が愛情を注ぎ、コミュニケーションをとることで室内で幸せに暮らすことがでいます

ねこを適正に飼養するためのポイントは4つあります。

❶終生飼養 ➋室内飼育 ➌不妊去勢手術 ❹所有明示  です。

ねこの飼い主さんは、上記の4つのポイントができているか考え、ねこも飼い主も、そして周りの人たちとも仲良く暮らせるように心がけてみましょう。

環境省発行パンフレット「宣誓!無責任飼い主0宣言‼」参照

もくじに戻る