不妊・去勢手術について考えてみよう

飼い犬、飼いねこに不妊・去勢手術などの繁殖制限を行っていますか?

動物管理センターでは、繁殖は計画的に行うこと、繁殖を望まないのであれば速やかに繁殖制限を行うことをお願いしています。
 それらを行うことで、望まれずに産まれた命が殺処分されることを防ぐことになります。
また、野良犬や野良ねことなって近隣に迷惑をかけたり、人に危害を加えたりすることも防ぐことができます。

今回のお知らせノートでは、繁殖制限の1つ“不妊・去勢手術”について、いっしょに勉強していきましょう。

●“発情期”と“出産”について知ろう!

動物は自分で繁殖をコントロールすることができません。

一般的に、犬やねこは一年に何度も発情期があり、1回の出産でたくさんのこどもが生まれます。

犬
生後6~9ヶ月で出産ができるようになり、
1年に1~2回、1回につき5~10頭生まれます。
(生まれる頭数は体格や犬種によって変わります)
ねこ
生後4~12ヶ月で出産ができるようになり、
1年に2~4回、1回につき4~8匹生まれます。
(ねこは交配すると高い確率で妊娠します)

発育の早いメスであれば、春先に生まれたこどもが、その年の秋には出産できるようになります。

オスについても、犬で生後6~9ヶ月で、ねこでは8~12ヶ月で交配ができるようになります。

もし、繁殖制限を行っていないオスねこ1匹とメスねこ1匹が、交配、出産を3年間繰り返したら…
 2匹だったねこが2000匹以上に増える計算になります!

2000匹すべてを、最後まで飼い続けることができますか?

犬やねこにかけられる手間・時間・空間には限りがあります。

十分な愛情を注いでもらえず、適切な飼育もされないで暮らすねこたちは幸せなのでしょうか。

飼い主の許容範囲を超える飼育は、動物を不幸にします。

ですから、計画的に不妊・去勢手術の繁殖制限を行いましょう。

富山県で殺処分されるペットの多くは“ねこ”です。

富山県では、平成26年度に約600頭のねこが殺処分されました。
その6割以上は、飼い主の見つからない子ねこたちです。

野良ねこから生まれる子ねこが大半ですが、自由な外出をさせている飼いねこが、外で交配を行うことも考えられます。

殺処分される子ねこを減らすためにも、ぜひ飼いねこへの不妊・去勢手術をお願いします。

●不妊・去勢手術の“メリット”と“デメリット”を知ろう!

犬やねこの飼い主の中には、「かわいそうだから…」、「自然のままがいい…」と思われる方もいるかもしれません。

たしかに、可愛いペットの体にメスを入れるのは、抵抗があるかもしれません。

しかし、一回の処置で、「望まない命を生み出さない」・「繁殖に関するストレスの解消」・「病気の予防」など、たくさんのメリットがあります。

不妊・去勢手術のメリットとデメリットを知っていきましょう!

メリットとデメリット

一般的には、生後6ヶ月前後から不妊・去勢の手術が行えます。

最初の発情前に行うとより効果的といわれていますから、手術が行える月齢を迎えたら、かかりつけの動物病院に相談し、手術に向けた予定を立てていきましょう。

その際、“費用”や“手術方法”なども聞いておくと安心です。

飼い犬・飼いねこと、健康で仲良く暮らすためにも、不妊・去勢手術を行いましょう!
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