ねこを飼うときのルールと心得

ねことあなたとみんなのために

ねこの飼い主には、いろんな心がけや守らないといけないルールや義務があります。

みんなが笑顔で幸せに暮らすためのポイントを覚えておきましょう!

ねこイラスト

予防注射を受けさせましょう

ねこにも病気の予防ワクチンがあります。
飼い主としての当然の義務と考え、ねこを飼い始めたら獣医師に相談しましょう。

相手は目に見えない病原体です。
衣服に付着して外から入ってくる場合もありますので、屋内飼育のねこもきちんと予防接種を受けさせましょう。

繁殖は飼い主の責任で

ねこにかけられる手間、時間、空間には限りがあります。
繁殖を飼い主がしっかりと管理することで、むやみにかわいそうな命を作らないようにしましょう。

繁殖を望まないのであれば、早期に不妊・去勢手術を行いましょう。
不妊・去勢手術と行うことで、尿スプレー(おしっこかけ)をしなくなったり、性格が穏やかになったりと、人に不快な行動の抑制効果も期待できます。

万が一、子ねこが産まれてしまったら、飼い主の責任で必要な手間をかけ、新しい飼い主を探すか、飼い主が終生飼育を行ってください。

☆ネズミ算式ならぬネコ算式☆

初めはオスねこ・ネスねこが2匹いるとしましょう。
一般的なメスねこは年に2〜3回発情・出産します。
1度の出産で産まれる子ねこは5〜6匹です。
産まれた子ねこのうち半分がメスねことしたら、それがまたいずれ5〜6頭の子ねこを産みます。
この調子で、増え続けていくと3年後には何匹になるでしょうか?

3年後には2000匹以上に!

なんと!最初の2匹が2000匹以上に増える計算になるのです。

繁殖制限をしない飼い主さん。
2000匹すべてに責任をもてますか?

ねこにもしつけは必要です

トイレのしつけイラスト

ねこは“しつけができない”と思われがちですが、お互いが幸せに暮らすために必要です。

例えばトイレ!
家のあちこちにオシッコやウンチをされては大迷惑。
毎日粗相される生活なんて、ちっとも楽しくありません。
こうならないためにも、トイレのしつけは大切なのです。

ねこは本来きれい好きな生き物です。
その性格をうまく利用し、いつもきれいなトイレを用意してあげるなどを心がければ、トイレのしつけはスムーズに行くはずです。

トイレ以外にも、爪とぎなどのしつけを行いましょう。
しつけは、ねこと人が共に幸せな生活を送るため大切なことです。

室内で飼いましょう

ねこは、エサが充分に得られ、適度な上下運動ができ、自分のテリトリーが守られていれば、広い生活空間は必要としません。
飼い主が狭いと感じるような空間でも、ねこには快適な空間だったりします。

キャットタワーイラスト

飼いねこの安全・安心を思うなら、屋内飼育をしましょう。

屋外に比べ刺激が少ない分、オモチャなどで一緒に遊んだりする時間をつくり、運動エネルギーの発散やコミュニケーションをとるようにしましょう。

室内飼育のメリット
  • 交通事故に遭わない。
  • 伝染病にかかりにくい。
  • ノミ、ダニの寄生を防ぐ。
  • 予期せぬ妊娠が避けられる。
  • 他人に迷惑を掛けない。
  • 迷子にならない。

飼いねこを自由に外出させる飼い方は、このメリットが無くなり、全てに危険信号が灯ります。

飼いねこを外に出す前に、そのねこが交通事故でケガしたり亡くなったりした姿を想像してみて下さい。

それでも外を自由に歩かせますか?

実際飼いねこを完全室内飼育にするには、さまざまな気配りや工夫が必要です。
いくら飼い主が気をつけても、ちょっとした隙に外に出てしまうこともあるかもしれません。
ねこの安全のためにも、できるかぎり外には出さない飼い方を心がけましょう。

名札を付けましょう

万が一外へ出た場合のことを考えて、野良ねこと間違われないためにも、飼いねこにはあなたの連絡先などを記した名札を付けるようにしましょう。

飼い主は飼いねこが行方不明になったら、速やかに最寄りの厚生センターや動物管理センター等の担当窓口に迷子の届け出をしてください。