令和元年度富山県総合防災訓練活動報告

9月29日(日)に、令和元年度富山県総合防災訓練の宇奈月中学校会場にて、“動物同行避難訓練”を行いました。

当日は、周辺にお住いの6頭のワンちゃんとその飼い主さんにご参加いただき、避難ルートの確認や避難所でのペットの受付・管理、必要な防災用品などについて学びました。

その他、災害時に役立つしつけの講習や不安定な足場体験などに参加し、楽しみながら飼い犬と災害について考え、備える1日となりました。

ペットといっしょに避難する場合、人の防災用品の他にペットの防災用品やキャリーバックを持って歩くことになります。

必要な防災用品を持って、避難できるか試してみましょう。

ペット救護所

避難所では、人の避難所とは別の場所に、ペット救護所の受付や動物の避難所が設置されます。

動物の避難所では、ペットはケージなどに入って過ごすことになりますので、スムーズにケージに入れることや、なかで落ち着いて過ごせるよう、普段からトレーニングしておくとよいでしょう。

トリアージ訓練

ペットのトリアージ訓練では、獣医師が実際に参加したワンちゃんを診断し、疾病度合を判定、分類する訓練をしました。

スムーズなトリアージや健康診断が行えないことも想定し、過去の病歴や処方薬などがすぐに分かるよう、動物手帳を防災用品のなかに入れておきましょう。

マイクロチップの読み取り

参加犬を対象にマイクロチップの読み取りを行いました。

災害後は、多くのペットが迷子になり、保護されることが想定されます。

飼い犬の場合、鑑札や注射済票の装着が義務付けられていますが、災害時には首輪が抜けてしまうことも考えられるので、マイクロチップの装着など外れることのない所有者明示措置も大切です。

ペットには、普段から所有者明示措置を行い、災害の時だけでなく暮らしでの逃走や迷子の際にも、身元が明らかとなるようにしておきましょう。

災害時に役立つしつけ・不安定な足場体験

この他にも、災害時に備えたしつけ講習として、犬のしつけインストラクターをしている富山県動物愛護推進員と、ハウストレーニングの方法やオイデのトレーニングについて勉強しました。

その後、ペットといっしょに不安定な足場や障害物を乗り越える体験も実施しました。

富山県はこれまで自然災害が少なく、防災に対しての意識が薄い方が多いように思われます。

今一度、災害に対して“備える”ことを考えてください。

それぞれの暮らしの中で起こりうる災害を想定することで、充実した備えが行え、より確実に飼い主自身やペットの命を守ることにつながるはずです。