平成29年度富山県総合防災訓練活動報告

平成29年度富山県総合防災訓練 “動物同行避難訓練”を富山市新庄小学校にて行いました。

地震発生を午前8時30分とし、新庄地区にお住いの21組のワンちゃんと飼い主さんが避難訓練に参加され、避難ルートの確認や避難所でのペットの受付・ペットの管理などを実際に行いました。

その他にも、色々な災害体験に参加していただき、楽しみながら飼い犬と災害について考え、備える1日となりました。

避難訓練

ペットと避難する場合、ペットの防災用品もいっしょに持って避難することになります。

必要な防災用品を持って、避難所まで歩けるか試してみましょう。

場合によっては、悪路を抱っこして歩かなければならないことも考えられますので、愛犬を抱っこしながら歩くことができるか実際に試しておきましょう。

トリアージ訓練

獣医師が避難したワンちゃんを診断し、疾病度合を判定・分類するトリアージ訓練をしました。

スムーズなトリアージや健康診断が行えないことも想定し、過去の病歴や処方薬などがすぐに分かるよう、動物手帳を防災用品の中に入れておきましょう。

マイクロチップの読み取り

参加犬を対象にマイクロチップの読み取りを行いました。

災害後、多くのペットが迷子になり保護されることが想定されます。

飼い犬の場合、鑑札や注射済票の装着が義務付けられており、平時であれば、その番号を照合し飼い主を特定することができます。
 しかし、災害が起こると、そのデータを管理する各市町村も被災しています。
 その為、鑑札や注射済票だけでは飼い主を特定することが難しい状況に陥ることもあります。

所有者明示措置は、鑑札や狂犬病予防注射済票、迷子札、マイクロチップなど複数行い、災害の時だけでなく日常の逃走や迷子の際にも、身元が確実に分かるようにしておきましょう。

災害時に役立つしつけ・不安定な足場体験

この他にも、災害時に備えたしつけ講習や不安定な足場や障害物を乗り越える体験、さらに煙の中をペットと歩く煙中体験を行いました。

富山県はこれまで自然災害が少なく、防災に対しての意識や備えができていない方が多いように思われます。

今一度、災害に対して“備える”ことを考えてください。

それぞれの暮らしの中で、起こりうる災害(津波・土砂崩れなど)を常に想定しておくことは、より確実に飼い主自身やペットの命を守ることにつながるはずです。