とやま動物愛護

2025年10月8日

県内でも熊の出没が相次いでいます。
愛犬と散歩に出かける際は、いつも以上に周囲に気を付けるようお願いします。

クマは朝夕に活発に活動するようなので、なるべくその時間帯に散歩などの外出は行わないでください。
また、普段の散歩コースに柿の木などの樹木がある場合は、歩くコースを変えるようにしましょう。

近年では、山間部だけでなく市街地でもクマの出没が確認されています。
不安を感じる場合は、無理に散歩に行かず、代わりにオモチャ遊びなどで愛犬とコミュニケーションや体を動かす時間を設けるようにしましょう。

2025年9月8日

マダニが媒介する感染症「SFTS」の全国の感染者数が過去最多を更新しています。
「SFTS」＝「重症熱性血小板減少症候群」は、ウイルスを持つマダニに刺されて感染する感染症のひとつです。
発熱や吐き気などを引き起こし、人の致死率は10%～30%ほどと報告されています。

SFTSの感染予防のためには、マダニに刺されないようにすることが最も重要です。
公園や河川敷の草むらに潜んでいることが多いので、分け入る際には十分注意してください。
野外で活動を行う際には、肌の露出が少ない服装を選ぶとともに虫除けスプレーを使用し、マダニに咬まれないよう注意しましょう。
万が一、マダニに咬まれた場合は、自分で引き抜こうとせずに、病院で処置してもらってください。

また、SFTSは犬やねこも感染し、犬・猫から人への感染も報告されています。
過剰なふれあい（口移しでエサを与えたり、動物を布団に入れて寝たりすることなど）は控えてください。
動物の致死率は人より高く、犬で40％、ねこで60％程度といわれています。

先月、県内でもねこの感染事例がありました。この猫は普段は室内飼いでしたが、1か月ほど屋外に逸走しており、その間に感染したと考えられています。
大切なペットを守るためにも、飼い犬、飼い猫には定期的に駆除薬を投与する、犬の散歩の際は草むらに近づかない、猫は室内飼いにするなど、マダニ予防をお願いします。

2025年5月21日

狂犬病予防注射の接種期間中です。

飼い犬への狂犬病予防注射の接種はお済みでしょうか？
狂犬病予防法に基づき、91日齢以上の犬の所有者は、その犬を所有してから30日以内に住んでいる市区町村に飼っている犬を登録し、毎年1回狂犬病の予防注射をすることが義務付けられています。
また、交付された鑑札と注射済票は、必ず飼い犬に装着させておくことも義務となっていますので、忘れず実施してください。

尚、狂犬病予防法違反となった場合、20万円以下の罰金の対象となりますので、必ず飼い犬の登録・狂犬病予防接種をお願いします。