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思春期の皆さんへメッセージ

ライフプランをもって豊かな人生を送ろう!

出産・子育てには想像以上にお金がかかります。

10代のみなさんが恋をしたり、人を愛したりするのは素晴らしいことです。しかしその結果として望まない妊娠をすると、「産むか産まないか」という重大な選択を迫られることになります。女性は、妊娠すると、無理とはわかっていても産みたい気持ちになる「母性」というものを持っています。もちろん、パートナーの男性も、女性に産ませてあげたいという気持ちになります。産みたい・産ませたい気持ちを越えて、産まない選択ができる自信がありますか?産む選択をする場合、すぐにでも学校をやめて仕事をすればいいと思うかもしれません。しかし実社会において10代の人が家族を養っていけるだけの収入が得られる就職先はまずありません。10代で出産することが困難なのは、自立して子育てする経済力がないからです。

出産するだけでどのくらいのお金が必要か知っていますか?地域や病院によって異なりますが、少なくとも30万円から50万円かかるといわれています。妊娠・出産については健康保険組合などから出産育児一時金が支給されますが、支給を受ける前に一旦自分たちで出産費用を支払う必要があります。出産は病気ではないので健康保険は使えません。また、出産後は、家賃や水道電気代はもちろんのこと、赤ちゃんの衣服やオムツ代などの費用がかかります。産む選択をするからには、子どもが自立して社会人となるまで、自分たちで育てていくことになるのです。逆にいえば、みなさんはそうやって保護者の方に育ててもらってきたということです。

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妊娠・出産までに大人としての生活基盤をつくろう。

もちろん、いつまでも妊娠・出産してはいけないということではありません。20代もなかばを過ぎると「早く結婚しなさい」「妊娠する年齢も考えておいた方がよい」などど、矛盾とも思えることをいわれるかもしれません。

実は、女性は歳とともに妊娠しにくくなっていくため、子どもを持ちたいと思うならば37歳までに出産し終わっていることが理想なのです。妊娠・出産するためには、安定した仕事をもち、子育てするための資金が必要です。あなたがどんな人生を歩みたいかが最も大切ですが、そのなかに、子どもは何人欲しいのか?37歳までに産み終わっているとすると、何歳までに結婚しなくてはならないのか?男性も何歳くらいで子どもが欲しいのか、何歳までに社会人として自立する必要があるのか?自分なりにライフプランを立ててみることをお勧めします。

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若いほど妊娠しやすいことを忘れないで。

10代のみなさんに強くお伝えしたいのは、若く健康なほど妊娠しやすいということ。精子も卵子もからだも若く元気なので、たった1度の性交で妊娠する場合もあります。妊娠かも、と思ったら、まずは市販の妊娠検査薬を使ってみてください。性交から2〜3週間経っていれば、妊娠しているかどうかがわかるはずです。妊娠検査で妊娠が発覚するということは、理論上、妊娠2ヶ月以上になっているはずです。麻酔による中絶手術が可能なのは妊娠3か月末(妊娠11週6日)までですから、産むか産まないかを決断するまでに1ヶ月ほどしかありません。産みたい気持ちを乗り越えて中絶を決断することがどれほど大変なことかよく考えてみてください。決心に時間がかかりすぎて、中絶できる時期を逃してしまう人もいます。傷つくのはお互いの心。望まない妊娠を確実に避ける方法を選択しましょう。コンドームや低用量ピルといった避妊法をみなさんは知っているはずです。

それでも望まない妊娠をしてしまったら、できるだけ早く婦人科をたずねてください。妊娠の診断だけでなく、産むか産まないかの選択に必要な情報を与えてくれるはずです。

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◆お話をきいた人 / 女性クリニック We!TOYAMA 種部恭子医師

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