金融・保険

  平成27年度末の金融機関預金残高は7兆7,729億円(ゆうちょ銀行除く)で、前年度に比べ1.7%増加となった。金融機関別では、増加したのは銀行 (1.8%増)、信用金庫 (1.1%増)、農協 (1.9%増)、減少したのは信漁連 (4.3%減)であった。
 貸出残高は3兆8,426億円(日本政策金融公庫、商工組合中央金庫除く)で、前年度に比べ2.5%増加となった。金融機関別では、増加したのは銀行(3.2%増)、信用金庫 (1.1%増)、減少したのは農協(4.2%減)、信漁連 (6.5%減)であった。
 平成27年度の富山県信用保証協会の保証承諾額は649億93百万円で、前年度に比べ11.3%減少し、保証債務残高は2,050億85百万円で前年度に比べて15.4%減少した。一方、代位弁済額は34億29百万円で、前年度に比べ17.6%増加した。
 平成27年度の負債額1,000万円以上の倒産件数*は56件と3.7%増加し、負債額は193億15百万円と167.1%増加となった。

* 倒産4法による法的整理のみを対象としている。

金融機関別預金残高構成比

金融機関別貸出残高構成比

注)銀行は普通銀行、信託銀行(銀行勘定のみ)を示す。
資料:富山県統計調査課       資料:富山県統計調査課
 

 
県内の倒産件数と負債額の推移 
    資料:帝国データバンク富山支店