県民経済計算・生計

《県民経済計算》 平成25年度の日本経済の実質経済成長率(国内総生産(GDP)の対前年度増加率)は2.1%増となり、4年連続のプラス成長となった。
 本県の25年度経済成長率(県内総生産の対前年度増加率)は、名目で1.0%増(平成24年度1.8%減)、実質では0.9%増(同2.0%減)となり、名目、実質ともに2年ぶりの増加となった。
 これは、総生産の7割弱を占める第3次産業が2年連続で減少したものの、主力産業である製造業において、円安傾向が続くなか、海外経済の減速の影響の後退などもあり、一般機械、金属製品、非鉄金属、などで大きく生産額が増加したことなどによる。

《生計》
 平成26年の富山市の二人以上の世帯のうち勤労者世帯の実収入の1か月平均は639,091円(全国519,761円)で、前年比名目6.5%増、実質2.9%増となり、全国第2位(都道府県庁所在市別順位 以下同じ)となった。消費支出は383,201円(全国318,755円)で前年比名目10.0%増、実質6.3%増となり、全国第1位となった。

               経済成長率の推移

                   資料:富山県統計調査課


実収入の対前年増減率の推移(富山市 二人以上の世帯のうち勤労者世帯)

     注 平成12年以前の増減率は、農林漁家世帯を除いた結果による。
     
                   資料:富山県統計調査課