事業所・労働

≪事業所≫ 平成26年における本県の民営事業所数は、53,414事業所、従業者数は、510,210人となっている。
  主な、産業別事業所数構成比(上位3産業)は、「卸売業、小売業」が26.8%、「建設業」が11.4%、「宿泊業、飲食サービス業」が11.1%となっている。また、従業者数構成比(上位3産業)は、「製造業」が25.3%、「卸売業、小売業」が18.8%、「医療、福祉」が11.3%となっている。
  非農林漁業の民営事業所について、都道府県別に雇用者に占める「正社員・正職員」の割合をみると、本県は65.5%と全国第1位と なっている。

≪労働≫ 平成26年の本県経済をみると、景気は緩やかな回復基調が続いたが、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動により、一部に弱い動きもみられた。
  このため、平成26年平均の有効求人倍率は1.36倍(全国平均1.09倍)と、さらなる改善がみられた。
  平成27年に入って、景気は一部に弱さも見られるものの、緩やかな回復基調が続き、有効求人倍率は高い水準で推移し、平成27年10月は1.52倍(全国平均1.24倍)と、雇用情勢は改善が続いている。
 毎月勤労統計調査で見ると、平成26年の規模30人以上の常用雇用指数(平成22年を100)は、前年比1.4%増の100.2となった。また、実質賃金指数は、前年比2.4%減の100.7、総実労働時間指数は0.5%減の98.7となった。


事業所数、従業員数の推移

賃金・労働時間・雇用の推移
(規模30人以上、H17=100)


資料:富山県統計調査課「毎月勤労統計調査」
      資料:富山県統計調査課
          H8〜H18「事業所・企業統計調査」
          H21、H26「経済センサス-基礎調査」
          H24「経済センサス-活動調査」


 労働市場の推移
 

資料:厚生労働省「職業安定業務統計」