事業所・労働

≪事業所≫ 平成24年における本県の民営事業所数は、53,524事業所、従業者数は、507,159人となっている。
  主な、産業別事業所数構成比(上位3産業)は、「卸売業、小売業」が27.4%、「建設業」が11.8%、「宿泊業、飲食サービス業」が10.6%となっている。また、従業者数構成比(上位3産業)は、「製造業」が25.8%、「卸売業、小売業」が18.9%、「医療、福祉」が10.3%となっている。
  非農林漁業の民営事業所について、都道府県別に雇用者に占める「正社員・正職員」の割合をみると、本県は65.6%と全国第1位と なっている。

≪労働≫ 平成25年の本県経済をみると、景気は緩やかな持ち直しの動きが続いた。また、一部に平成26年4月からの消費税率引上げに伴う駆け込み需要がみられた。
  このため、平成25年平均の有効求人倍率は1.13倍(全国平均0.93倍)と1倍を超え、さらなる改善がみられた。
  平成26年に入って、景気は一部に弱さも見られるものの、緩やかな回復基調が続いており、有効求人倍率は1倍台以上で推移し、平成26年10月は1.33倍(全国平均1.10倍)と、雇用情勢は改善が続いてい
る。
 毎月勤労統計調査で見ると、平成25年の規模30人以上の常用雇用指数(平成22年を100)は、前年比0.7%減の98.8となった。また、実質賃金指数は、前年比0.9%増の104.6、総実労働時間指数は1.2%減の98.8となった。


事業所数、従業員数の推移

賃金・労働時間・雇用の推移
(規模30人以上、H17=100)

      資料:富山県統計調査課
          H8〜H18「事業所・企業統計調査」
          H21「経済センサス-基礎調査」
          H24「経済センサス-活動調査」

資料:富山県統計調査課「毎月勤労統計調査」


 労働市場の推移
 

資料:厚生労働省「職業安定業務統計」