金融・保険

 19年度の富山県信用保証協会の保証承諾額は1122億35百万円で、前年度に比べ6.4%増加し、保証債務残高は2811億57百万円で前年度に比べて0.0%減少した。一方、代位弁済額は51億19百万円で、前年度に比べ5.2%増加した。
 19年度末の金融機関預金残高は6兆4785億28百万円(ゆうちょ銀行除く)で、前年度比1.7%増となった。金融機関別では、増加したのは銀行(2.3%増)、農協(1.5%増)、信用金庫(1.1%増)で、減少したのは信漁連(2.4%減)であった。
 貸出残高は3兆7403億75百万円で、前年度比0.9%減となった。 金融機関別では、増加したのは銀行(0.4%増)で、減少したのは信漁連(13.1%減)、政府系3機関(7.1%減)、農協(5.0%減)、信用金庫(2.1%減)であった。
 19年度の負債額1000万円以上の倒産件数*1は105件と59.1%増加し、負債額は284億20百万円と58.4%増加となった。

*1 倒産5法による法的整理のみを対象としている。

金融機関別預金残高構成比

金融機関別貸出残高構成比


資料:富山県統計調査課

資料:富山県統計調査課

注)銀行は普通銀行、信託銀行(銀行勘定のみ)、長期信用銀行を示す。

注)政府系3機関は商工組合中央金庫、国民生活金融公庫、中小企業金融公庫を示す。
   
県内の倒産件数と負債額の推移 *1

資料:帝国データバンク富山支店 
倒産5法による法的整理のみを対象としている。