金融・保険

 16年度の富山県信用保証協会の保証承諾額は1,161億57百万円で、前年度に比べ23.0%減少し、保証債務残高は2,993億53百万円で前年度に比べて1.2%減少した。一方、代位弁済額は52億円で、前年度に比べ13.5%減少した。
 16年度末の金融機関預金残高は6兆3,472億46百万円(郵政公社除く)で、前年度比12.6%減となった。金融機関別では、増加したのは農協(1.5%増)、信用金庫(0.9%増)で、減少したのは信農連(97.6%減※1)、銀行(0.9%減)、信漁連(0.7%減)であった。
 貸出残高は3兆7,575億28百万円で、前年度比3.5%減となった。 金融機関別では、増加したのは農協(1.8%増)、信漁連(1.4%増)で、減少したのは信農連(94.1%減※2)、政府系3機関(4.2%減)、銀行(2.5%減)、信用金庫(1.7%減)であった。
 16年度の負債額1000万円以上の倒産件数※3は48件と25%減少し、負債額は179億85百万円と44.2%減少となった。


※1、2  16年10月に農林中央金庫との一部事業譲渡による統合が行われたため、預金残高、貸出残高ともに減少した。
※3   倒産5法による法的整理のみを対象としている。

金融機関別預金残高構成比
資料:富山県統計調査課

金融機関別貸出残高構成比
資料:富山県統計調査課

注)銀行は普通銀行、信託銀行(銀行勘定のみ)、長期信用銀行を示す。

注)政府系3機関は商工組合中央金庫、国民生活金融公庫、中小企業金融公庫を示す。
県内の倒産件数と負債額の推移
資料:帝国データバンク富山支店