商業・貿易・薬業

≪商業≫平成16年調査における商業事業所数は、17,995事業所で対前回(平成14年)比 減となった。年間商品販売額では、3兆2,783億円、対前回比0.8%減でやや減少となった。卸売業では、事業所数で対前回比2.2%増、年間商品販売額で1.3%増と好転した。一方、小売業では事業所数で対前回比 6.8%減、年間商品販売額で対前回比4.3%減と前回調査に引き続き減少している。小売業を業態別にみると、コンビニエンスストアの終日営業店やドラッグストアの成長が著しい。

≪貿易≫平成16年の本県総輸出額は、1,191億483万円で、対前年比22.6%の増、総輸入額は、2,082億1,020万円で、対前年比24.5%増となった。輸出入総額は、3,273億1,503万円で、対前年比23.8%増となった。国(地域)別では、輸出が韓国、中国、ロシア、輸入が、アラブ首長国連邦、ロシア、中国の順になっている。

≪薬業≫平成16年の医薬品の生産額は2,549億4,877万円で、対前年比3.5%の増となったうち、配置用医薬品の生産額は231億1,700万円で全国シェアの52.3%を占めている。
 また、医薬品配置従事者は、沖縄県を除く全国にわたっており、16年の配置従事者延数は3,369名で、対前年比9.4%減となった

コンビニに占める終日営業事業所の割合
資料:富山県統計調査課

小売業の業態別年間販売額の構成比とその推移
資料:富山県統計調査課

配置用医薬品生産額の全国シェア
資料:富山県くすり政策課