人口

 富山県の人口は、昭和25年の国勢調査で初めて100万人台に達した。その後、大都市圏への人口移動の傾向により増加率は低下したが、昭和46年から49年にかけて第2次ベビーブームを迎えたことにより、増加率は上昇に転じた。
 しかし、50年代後半以降、出生数の減少から増加率は鈍化し、平成に入ってからはほぼ横ばいで推移していたが、平成10年の1,126,336人をピークに人口は減少に転じている。
 年齢3区分別人口割合でみると、年少人口(15歳未満)13.5%(150,391人)、生産年齢人口(15〜64歳)63.3%(705,792人)、老年人口(65歳以上)23.2%(258,151人)となっている。平成5年に初めて老年人口が年少人口を1.0ポイント上回ったが、平成17年では9.7ポイント上回っている。
 なお、平成17年10月1日現在の国勢調査人口(速報)は、1,111,602人で、前回(平成12年)の国勢調査に比べ、9,249人(0.83%)減となった。

図1 総人口及び人口増加率の推移
     国勢調査(17年は速報値)


(注)発刊時点で平成17年国勢調査の年齢別人口がまだ集計されていないため、平成17年10月1日現在の人口推計(富山県人口移動調査)により作成。



2 年齢3区分別人口の推移
 
     国勢調査(17年は富山県人口移動調査)