土木・建築

≪道路≫道路は、産業・経済・社会・文化の諸活動に大きな役割を果たしている。
 本県では、地域の個性を大切にしながら、安全・便利で快適な生活が営める「全県ネットワーク社会」の実現を目指し、幹線道路から生活道路に至る道路網を体系的・効率的に整備を進めている。その結果、昭和50年に42.1%であった舗装率は平成15年には89.5%に、また、橋の改良率は99.8%に達している。

≪河川≫本県は急流河川が多く、河川の犯濫や土砂崩れによる多くの災害を経験してきたが、河川改良・治水ダムの建設・治山工事等により被害は年々減少している。
 また、本県の海岸延長は約147kmで、大半が全国まれにみる激しい侵食海岸となっていることから、離岸堤や緩傾斜の護岸を整備することにより、砂浜の復元や侵食防止等がはかられている。

≪住宅≫本県は、持家率が79.3%(平成12年国勢調査)と全国第1位であり、家の広さや居住水準も全国トップクラスにある。
  長寿社会を迎え、高齢者や障害者をはじめすべての人が安全で暮らしやすい住まいづくりを進めるため、住みよい家づくり資金融資制度による低利融資を行うとともに、モデル住宅の展示などを通してバリアフリー住宅の普及に努めている。


道路整備状況(平成15年)
資料:富山県道路課

持家住宅率
資料:富山県統計調査課「国勢調査」
  富山県 全国平均
数値 順位
平成7年 80.4% 60.2%
平成12年 79.3% 61.1%