金融・保険

 14年度の富山県信用保証協会の保証承諾額は1,269億18百万円で、前年度に比べ10.8%増加し、保証債務残高は3,044億55百万円で前年度に比べて3.4%減少した。一方、代位弁済額は72億19百万円と前年度に比べ8.7%増加し、過去最高となった。
 14年度末の金融機関預金残高は7兆2,507億21百万円(郵便局除く)で、前年度比1.3%減となった。金融機関別では、増加したのは信農連(1.1%増) 、信用金庫(0.9%増)で、減少したのは銀行(2.8%減)、信漁連(2.5%減) 、農協(0.2%減)であった。
 貸出残高は4兆7億円で、前年度比3.7%減となった。 金融機関別では、増加したのは農協(3.0%増)で、減少したのは信農連(12.3%減)、信漁連(7.0%減)、銀行(4.2%減)、信用金庫(3.1%減)、政府系3機関(2.7%減)であった。
 14年度の負債額1,000万円以上の倒産件数は159件と20.5%増加したものの、負債額は472億5百万円と1.4%減少となった。

金融機関別預金残高構成比

金融機関別貸出残高構成比

注)銀行は普通銀行、信託銀行(銀行勘定のみ)、長期信用銀行を示す。

資料:富山県統計調査課