≪商業≫
 卸売業では流通経路の短縮化、効率化が進み、商店数、年間販売額の減少が続いている。小売業でも低価格志向の高まり、個人消費の停滞から、平成11年調査では販売額が調査開始(昭和33年)以来初めての減少となり、近年の景気低迷が浮き彫りとなっている。
 小売業の販売額を業態別にみると、中心店が大きく減少したが、一方では豊富な品揃えと低価格商品を主とした専門スーパー、消費者の利便性に対応したコンビニエンス・ストアの終日営業店が売上を伸ばしている。また、商店の大型化が進み、大規模小売店舗内商店の年間販売額は小売業全体の3割を超え、平成9年調査に比べ2.4ポイントの増加となっている。


資料 富山県統計調査課
≪貿易≫
 平成13年の本県総輸出額は、804億721万円で、対前年比で0.3%の増、総輸入額は、1,495億865万円で、対前年比10.1%増となった。輸出入総額は、2,299億1,585万円で、対前年比6.5%増となった。国(地域)別では、輸出が韓国、中国、アメリカ、輸入が、ロシア、アラブ首長国連邦、中国の順になっている。
≪薬業≫
 平成13年の医薬品の生産額は2,115億2,493万円で、対前年比.7.7%の減となった。うち、配置用医薬品の生産額は279億26百万円で全国シェアの51.7%を占めている。
  また、医薬品配置従事者は、沖縄県を除く全国にわたっており、13年の配置従事者延数は4,264名で、対前年比2.9%減となった。
配置用医薬品生産額の全国シェア

資料 富山県くすり政策課