金融・保険

 平成30年度末の金融機関預金残高は8兆2,667億円(ゆうちょ銀行除く)で、前年度に比べ0.8%増加となった。金融機関別では、銀行 (0.9%増)、信用金庫 (0.3%増)、農協 (1.1%増)、減少したのは信漁連 (0.3%減)といずれも増加であった。
 貸出残高は4兆908億円(日本政策金融公庫、商工組合中央金庫除く)で、前年度に比べ1.8%増加となった。 金融機関別では、増加したのは銀行(2.1%増)、信用金庫 (1.6%増)、減少したのは農協(3.1%減)、信漁連 (1.5%減)であった。
 平成30年度の富山県信用保証協会の保証承諾額は433億33百万円で、前年度に比べ7.0%減少し、保証債務残高は1,346億3百万円で前年度に比べて8.6%減少した。また、代位弁済額は16億31百万円で、前年度に比べ14.7%減少した。
 平成30年度の負債額1,000万円以上の倒産件数*は66件と32.0%増加し、負債額は76億60百万円と16.7%減少となった。

* 倒産4法による法的整理のみを対象としている。


金融機関別預金残高構成比

金融機関別貸出残高構成比

注)銀行は普通銀行、信託銀行(銀行勘定のみ)を示す。  
      資料:富山県統計調査課  
 

 
県内の倒産件数と負債額の推移 
    資料:帝国データバンク富山支店