統計情報ライブラリー/産業
 4   地域別・市町村別
                     




















(1) 事業所数

事業所数を地域別にみると、富山地域が7,955事業所で最も多く、構成比で県全体の44.2%を占めており、次いで、高岡・射水地域の6,121事業所(同34.0%)、新川地域の2,138事業所(同11.9%)、砺波地域の1,781事業所(同9.9%)となっている(図−21、表−15)。

前回比をみると、富山地域が▲4.8%減、高岡・射水地域が▲5.3%減、新川地域が▲6.3%減、砺波地域が▲4.6%減と、すべての地域で減少した(図−22、表−15)。

市町村別にみると、富山市が5,797事業所で、県全体の32.2%を占めており、次いで、高岡市の3,196事業所(構成比17.8%)、魚津市の853事業所(同4.7%)と9市で全体の75.3%を占めている。

前回比では、砺波市で10事業所増(対前回比1.6%増)、細入村で4事業所増(同14.3%増)、福野町で2事業所増(同0.7%増)となったほかは、前回と同数だった舟橋村、下村を除き、すべての市町村で減少した(図−23、表−16)。


表−15 地域別事業所数、就業者数、年間商品販売額、売場面積


                                   注:就業者数に、派遣・下請出向者を含む



   図−21 地域別事業所数、就業者数、年間商品販売額、売場面積の構成比




     図−22 地域別事業所数の前回比




図−23 市町村別事業所数



(2) 就業者数

就業者数を地域別にみると、富山地域が53,087人で最も多く、構成比で県全体の48.6%を占めており、次いで、高岡・射水地域の36,460人(同33.4%)、新川地域の10,746人(同9.8%)、砺波地域の8,939人(同8.2%)となっている(表15)。

前回比をみると、新川地域が▲3.7%減、砺波地域が▲3.4%減など全地域で減少した(図−24、表−15)。

市町村別にみると、富山市が41,905人で最も多くなっており、県全体の38.4%を占め、次いで高岡市の20,999人(構成比19.2%)、魚津市の4,831人(同4.4%)と9市で78.5%を占めている。

前回比では、細入村16人増(前回比22.9%増)、宇奈月町57人増(同18.6%増)など2市9町村で増加したが、上平村24人減(同▲40.7%減)、利賀村13人減(同▲35.1%減)など7市17町村で減少した(図−25、表−16)。



図−24  地域別就業者数の前回比



   図−25   市町村別就業者数



(3) 年間商品販売額

年間商品販売額を地域別にみると、富山地域が1兆9,490億円で最も多く、構成比で県全体の59.5%を占めており、次いで、高岡・射水地域の9,656億円(同29.5%)、新川地域の1,983億円(同6.0%)、砺波地域の1,655億円(同5.0%)となっている(表−15)。

前回比をみると、富山地域が▲1.2%減、高岡・射水地域が0.3%増、新川地域が▲6.5%減、砺波地域が4.6%増と、呉東地域と呉西地域で傾向が2分された(図−26、表−15)。 市町村別に見ると、富山市が1兆7,772億円と最も多くなっており、県全体の54.2%を占め、次いで高岡市の5,572億円(構成比17.0%)、魚津市の1,053億円(同3.2%)と9市で84.9%を占めている。

前回比では、山田村28,831万円増(前回比74.4%増)、下村58,181万円増(同32.0%増)など3市11町村で増加したが、上平村30,745万円減(前回比▲57.3%減)、利賀村5,260万円減(同▲49.7%減)、大山町104,637万円減(同▲22.8%減)など、6市15町村で減少した(図−27、表−16)。

流出入率をみると、流入率では砺波市が36.9%と最も高く、ついで富山市28.2%、魚津市25.5%、高岡市18.5%などとなっている。逆に流出率では、市部では新湊市47.1%、小矢部市35.8%、氷見市35.3%が高く、町村部では小杉町、婦中町以外のすべての町村で流出となっている。とりわけ利賀村(95.0%)、上平村(77.5%)、大山町(74.5%)などでの流出率が高くなっている(表−18)。


       図−26   地域別年間商品販売額の前回比



      図−27    市町村別年間商品販売額




(4) 売場面積

売場面積を地域別にみると、富山地域が723,459uで最も多く、構成比で県全体の44.5%を占めており、次いで、高岡・射水地域の541,302u(同33.3%)、新川地域の203,267u(同12.5%)、砺波地域の157,557u(同9.7%)となっている(表−15)。

前回比をみると、富山地域が0.6%増、高岡・射水地域が6.7%増、新川地域が▲1.1%減、砺波地域が▲3.6%減となった(図−28、表−15)。        

市町村別にみると、富山市が518,830uと最も多くなっており、県全体の31.9%を占め、次いで高岡市の317,439u(構成比19.5%)、魚津市の85,679u(同5.3%)、砺波市の83,495u(同5.1%)と続いている。

前回比では、舟橋村125u増(前回比25.2%増)、高岡市39,025u増(同14.0%増)、立山町2,626u増(同12.9%増)など6市8町村で増加、一方で利賀村109u減(同▲23.9%減)、城端町2,339u減(同▲22.0%減)、井波町3,434u減(同▲21.5%減)など3市18町村で減少した(図−29、表−16)。


    図−28    地域別売場面積の前回比  



    図−29    市町村別売場面積


  表−16 市町村別 事業所数、就業者数、従業者数、年間商品販売額、売場面積    (エクセル形式)
           (表−16は、上をクリックしてご覧ください)


表−17   人口千人当たり小売業事業所数



   表−18   市町村別小売業年間商品販売額流入率





                                                                     
    


                          
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