統計情報ライブラリー/産業
 3  地域別・市町村別

 

 

 



(1) 事業所数

事業所数を地域別にみると、富山地域が8,355事業所で最も多く、構成比で県全体の44%を占めており、次いで、高岡・射水地域の6,464事業所(同34.1%)、新川地域の2,282事業所(同12.0%)、砺波地域の1,867事業所(同9.8%)となっている(表−17、図−24)。

前回比をみると、富山地域が▲9.0%減、高岡・射水地域が▲10.0%減、新川地域が▲8.1%減、砺波地域が▲8.2%減と、すべての地域で減少した(表−17、図−25)。 

市町村別にみると、富山市が6,049事業所で、県全体の31.9%を占めており、次いで、高岡市の3,338事業所(同17.6%)、魚津市の919事業所(同4.8%)と9市で75.3%を占めている。

前回比では、婦中町で361事業所と前回比11.4%増となったほかは、前回と同数だった上平村、井口村を除き、すべての市町村で減少した(表−18、図−26)。


    表−17 地域別事業所数、就業者数、年間商品販売額、売場面積

 

   図−24 地域別事業所数、就業者数、年間商品販売額、売場面積の構成比

 

 図−25 地域別事業所数の前回比



   

 

図−26 市町村別事業所数

 

 

(2) 就業者数

就業者数を、地域別にみると、富山地域が54,082人で最も多く、構成比で県全体の48.3%を占めており、次いで、高岡・射水地域の37,411人(同33.4%)、新川地域の11,164人(同10.0%)、砺波地域の9,252人(同8.3%)となっている(表17、図−27)。

前回比をみると、富山地域が▲4.9%減、高岡・射水地域が▲5.8%減と減少したものの、新川地域が0.2%増、砺波地域が0.6%増と、わずかながら増加している(表17、図−27)。

市町村別にみると、富山市が42,994人で最も多くなっており、県全体の38.4%を占め、次いで高岡市の20,844人(同18.6%)、魚津市の4,960人(同4.4%)と9市で79.0%を占めている。

前回比では、婦中町2,584人(前回比41.3%増)、上平村59人(同37.2%増)など5市9町村で増加したが、下村107人(同▲27.2%減)、細入村70人(同▲24.7%減)など4市16町村で減少した(表−18、図−28)。

 

図−27  地域別就業者数の前回比

 

図−28   市町村別就業者数

 

(3) 年間商品販売額

年間商品販売額を地域別にみると、富山地域が1兆9,720億円で最も多く、構成比で県全体の59.7%を占めており、次いで、高岡・射水地域の9,627億円(同29.1%)、新川地域の2,122億円(同6.4%)、砺波地域の1,582億円(同4.8%)となっている(表−17、図−29)。

前回比をみると、富山地域が▲17.7%減、高岡・射水地域が▲10.3%減、新川地域が▲8.6%減、砺波地域が▲8.2%減と、すべての地域で減少した(表−17、図−29)。

市町村別に見ると、富山市が1兆7,954億円と最も多くなっており、県全体の54.3%を占め、次いで高岡市の5,589億円(同16.9%)、魚津市の1,130億円(同3.4%)と9市で85.3%を占めている。

前回比では、婦中町522億円(前回比56.6%増)、小杉町1,104億円(同6.1%増)など2市3町村で増加したが、利賀村1億円(前回比▲68.4%減)、平村9億円(同▲28.0%減)、福岡町140億円(同▲25.3%減)など、ほとんどの市町村で減少した(表−18、図−30)。

流出入率をみると、流入率では富山市が31.2%と最も高く、ついで砺波市29.4%、魚津市23.9%、小杉町21.2%などとなっている。逆に流出率では、市部では新湊市44.4%、氷見市34.4%が高く、町村部では小杉町、婦中町、大島町以外のすべての町村で流出となっている。とりわけ利賀村(90.9%)、山田村(82.6%)、細入村(67.1%)など村部での流出率が高くなっている(表−20)。

(注) 流出入率・・・商業人口/常住人口×100−100
      常住人口・・・平成14年6月1日現在の富山県の行政人口
        商業人口・・・市町村別年間商品販売額/(県年間商品販売額/県常住人口)


      図−29   地域別年間商品販売額の前回比

          図−30    市町村別年間商品販売額

 

(4) 売場面積

売場面積を地域別にみると、富山地域が718,802uで最も多く、構成比で県全体の45.1%を占めており、次いで、高岡・射水地域の507,271u(同31.8%)、新川地域の205,566u(同12.9%)、砺波地域の163,427u(同10.2%)となっている(表−17、図−31)。

前回比をみると、富山地域が12.4%増、高岡・射水地域が2.8%増、新川地域が13.2%増、砺波地域が16.9%増と、すべての地域で増加した(表−17、図−31)。

市町村別にみると、富山市が512,984uと最も多くなっており、県全体の32.2%を占め、次いで高岡市の278,414u(同17.5%)、魚津市の81,745u(同5.1%)、砺波市の80,107u(同5.0%)と続いている。

前回比では、婦中町が65,061u(前回比159.4%増)と大きく伸び、砺波市が80,107u(前回比36.2%増)、滑川市が43,551u(同27.0%増)など8市13町村で増加したが、下村649u(前回比▲45.8%減)、上平村が667u(前回比▲39.3%減)など1市13町村で減少した(表−18、図−32)。


         図−31    地域別売場面積の前回比  

図−32    市町村別売場面積

  

 

→  表−18   市町村別の事業所数、就業者数、従業者数、年間商品販売額、売場面積

            表−19   人口千人当たり小売業事業所数

            表−20   市町村別小売業年間商品販売額流入率