統計情報ライブラリー/産業商業統計調査
販売効率

1.卸売業
・1商店当たりの年間販売額は、6億5,294万円(前回比▲21.0%減)で大幅な減少となった(表−2)。
・業種別にみると、各種商品卸売業が最も大きく53億987万円、次いで鉱物・金属材料卸売業の17億1,361万円、電気機械器具卸売業の12億5,424万円となっている(図−17)。
・前回比をみると、衣服・身の回り品卸売業(前回比5.1%増)、食料・飲料卸売業(同4.7%増)で増加となったが、農畜産物・水産物卸売業(同▲41.6%減)、医薬品・化粧品等卸売業(同▲41.0%減)、家具・建具・じゅう器等卸売業(同▲34.1%減)など12業種で減少となった(表−2)。
・従業者1人当たりの年間販売額は、7,213万円(前回比▲16.7%減)で大幅な減少となった(表−2)。
・業種別にみると、各種商品卸売業が最も大きく3億5,797万円、次いで鉱物・金属材料卸売業の1億5,019万円、電気機械器具卸売業の1億638万円などとなっている(図−17)。
・前回比をみると、各種商品卸売業(前回比7.0%増)、その他機械器具卸売業(同1.2%増)が増加となったが、農畜産物・水産物卸売業(同▲40.2%減)、家具・建具・じゅう器卸売業(同▲24.1%減)など13業種で減少となった(表−2)。        
 
 

図−17   卸売業の業種別単位当りの年間販売額


 

2.小売業


・1商店当たりの年間販売額は、7,690万円で前回比▲10.1%の減少となった(表−2)。
・業種別にみると、各種商品小売業が最も大きく12億7,672万円、次いで自動車・自転車小売業の1億8,291万円、その他小売業のうち〔農耕用品〕が1億7,080万円となっている(図−18)。
・前回比をみると、その他小売業のうち〔写真機、写真材料〕(前回比17.2%増)、その他小売業のうち〔書籍・文具類〕(同6.2%増)、飲食料品(同4.8%増)が増加したが、各種商品小売業(同▲35.3%減)、自動車・自転車小売業(同▲12.0%減)などで減少となった(表−2)。
・従業者1人当たりの年間販売額は、1,686万円で前回比▲13.7%の減少となった(表−2)。
・業種別にみると、その他小売業〔農耕用品〕3,570万円、次いで各種商品小売業の3,335万円、自動車・自転車小売業の3,045万円などとなっている(図−18)。
・前回比をみると、その他小売業のうち〔農耕用品〕(前回比16.0%増)が増加したが、その他小売業のうち〔中古品〕(同▲41.4%減)、同〔燃料〕(同▲20.3%減)、同〔医薬品・化粧品〕(同▲18.7%減)などが減少している(表−2)。
 
 
図−18 小売業の業種別単位当りの年間販売額
図9 図9