統計情報ライブラリー/産業商業統計調査
小売業の業態別動向

コンビニエンス・ストア 商店数 350店 [前回比  22.0%増]
うち終日営業店  〃 128店 [ 〃  109.8%増]
コンビニエンス・ストア 年間商品販売額 428億円 [ 〃   37.1%増]
うち終日営業店  〃 181億円 [ 〃  121.9%増]

1.商店数
 業態別にみると、専門店が9,393店(構成比 58.4%)と最も多く、ついで準専門店(中心店)が5,055店(同31.4%)で、この2業種で小売業全体の9割近くを占める。
 セルフサービス方式を採用している商店(以下、セルフ店という)は、総合スーパーが13店(構成比 0.1%)、専門スーパーが230店(同1.4%)、コンビニエンス・ストア(以下、コンビニという)が350店(同2.2%)、その他のスーパーが838店(同5.2%)であった。
 前回比をみると、その他の小売店(前回比 27.4%増)、コンビニ(同 22.0%増)で大幅な増加となっている。また、各業態の内訳では、コンビニのうち終日営業店(同 109.8%増)、専門スーパーのうち住関連スーパー(同 34.6%増)で大幅増が目立っている。(第10表)

2.従業者数
 業態別にみると、専門店が34,402人(構成比 48.8%)と最も多く、ついで、準専門店(中心店)が18,159人(同 25.8%)、その他スーパー7,343人(同10.4%)の順となっている。各業態の内訳では、専門店のうち住関連専門店が20,905人、準専門店のうち住関連中心店が10,198人となった。
 前回比をみると、コンビニ(前回比 37.1%増)、その他の小売店(同 34.3%増)、総合スーパー(同 10.5%増)などで増加となった。とりわけ、コンビニのうち終日営業店では99.4%増とほぼ2倍近くになっている。(第10表)

3.年間商品販売額
 業態別にみると、専門店が小売業全体の35.8%と最も多く、ついで準専門店が29.0%となっている。百貨店の3.5%、その他の小売店の3.6%を含め、セルフ店以外の商店で小売業全体の7割以上を占めている。
 前回比をみると、専門店(前回比 ▲1.3%)を除くすべての業態で増加となっている。なかでもコンビニ(前回比 37.1%増)のうち終日営業店(同 121.9%増)の大幅な増加が目立っている。(第10表)

図11 小売業の業態別年間商品販売額
図11

表10