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1.商店数
商店数をみると、前回に比べ富山市639店(▲9.3%)減、高岡市353店(▲8.8%)減、新湊市95店(▲12.3%)減など、ほとんどの市町村で減少し、増加したのは小杉町53店(12.0%)のみであった。2.従業者数
一方、人口1,000人当たりの小売店数をみると、最も多いのは市部では黒部市16.7店、魚津市16.7店、ついで高岡市15.7店、新湊市15.7店などとなっており、町村部では井波町29.8店、平村23.7店などとなっている。(第7・8表)
従業者数をみると、市部では砺波市で62人(2.1%)増加したが、富山市3,528人(▲7.9%)減、高岡市1,823人(▲8.0%)減、黒部市280人(▲9.8%)減など市部計で6.205人(▲6.9%)の減少となった。町村部では大沢野町152人(▲14.3%)減、立山町140人(▲8.9%)減など15町村で減少したが、小杉町640人(24.2%)増、婦中町218人(15.4%)増など11町村で増加し、町村計で1,051人(4.9%)の増加となった。(第7表)3.年間商品販売額
年間商品販売額をみると、前回に比べ富山市230億円(0.9%)増、小杉町120億円(12.9%)増、小矢部市71億円(12.1%)増など、15市町村で増加した。一方、高岡市109億円(▲1.4%)減、新湊市78億円(▲10.6%)減、大門町44億円(▲6.1%)減など、20市町村で減少となった。
年間商品販売額の流出入率をみると、流入率では大島町が57.5%と最も高く、ついで富山市30.8%、魚津市19.8%、高岡市17.3%などとなっている。逆に流出率では、市部では新湊市40.2%、滑川市31.5%が高く、町村部では大島町、小杉町、福野町以外のすべての町村で流出となっている。とりわけ舟橋村(80.2%)、利賀村(68.2%)、細入村(68.1%)など村部での流出率が高くなっている。(第7・9表)
注 流出入率…商業人口/常住人口×100×100
常住人口…平成9年1月1日現在の富山県の行政人口
商業人口…市町村別年間商品販売額/(県年間商品販売額/県常住人口)