統計情報ライブラリー/産業商業統計調査
年間商品販売額〔卸売業1.3%減 小売業 5.5%〕

年間商品販売額 4兆4,352億円 [前回比   0.7%  309億円増]
卸売業 3兆  590億円 [前回比 ▲ 1.3%  408億円減]
小売業 1兆3,763億円 [前回比   5.5%  717億円]

 年間商品販売額は 4兆4,352億円で、前回に比べて 309億円の増加(0.7%)となった。
 卸売業は 3兆 590億円で、前回に比べて 408億円の減少(▲1.3%)となり、小売業は1兆3,763億円で、前回に比べて 717億円の増加(5.5%)となった。

1.卸売業
(1) 卸売業の年間商品販売額は3兆590億円で、業種別構成は、農畜産物・水産物卸売業が5,049億円(構成比16.5%)、鉱物・金属材料卸売業が4,097億円(同13.4%)、建築材料売業が3,179億円(同10.4%)、電気機械器具卸売業が3,076億円(同10.1%)の順となった。
 前回に比べて408億円の減少(▲1.3%)で、各種商品卸売業で130.3%、自動車卸売業で28.0%増加するなど5業種で増加し、繊維品卸売業で35.1%減少するなど11業種で減少となった。(第3表)
(2) 従業者規模別にみると、10〜19人規模が8,487億円(構成比 27.7%)、20〜49人規模が7,890億円(同 25.8%)、50人以上規模が6,691億円(同 21.9%)と10人以上の商店で75.4%を占めている。(第4表)
(3) 経営組織別では、法人商店が2兆9,840億円(構成比97.6%)、個人商店が749億円(同 2.4%)となっている。単独店・本店・支店別にみると、単独店が6,368億円(構成比20.8%)、本店は7,601億円(同 24.9%)、支店は1兆6,621億円(同 54.3%)となっている。(第6表)

図6 年間商品販売額の業種別構成比
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2.小売業
(1) 小売業の年間商品販売額は1兆3,763億円で、業種別構成は、飲食料品小売業が4,133億円(構成比30.0%)、自動車・自転車小売業が1,874億円(同13.6%)、その他小売業〔燃料小売業〕が1,417億円(同10.3%)の順となった。
 前回に比べて717億円の増加(5.5%)で、自動車・自転車小売業で14.5%、家具・じゅう器・家庭用機械器具小売業で13.3%増加するなど、織物・衣服・身の回り品小売業を除く全ての業種で増加となった。(第3表)
(2) 従業者規模別にみると、5立方m9人規模が3,356億円(構成比24.4%)で最も多いものの、10立方m19人規模が2,587億円(同18.8%)、20〜49人規模が2,336億円(同 17.0%)、50人以上規模が1,916億円(同 13.9%)と、10人以上の商店で49.7%を占めている。(第4表)
(3) 経営組織別では、法人商店が1兆1,102億円(同80.7%)、個人商店が2,660億円(同19.3%)となっている。
 単独店・本店・支店別にみると、単独店が4,489億円(同32.6%)、本店は1,829億円(同13.3%)、支店は7,445億円(同54.1%)となっている。(第6表)

図7 従業者規模別の推移
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