統計情報ライブラリー/生活・環境 社会生活基本調査
土余暇活動の中心は趣味・娯楽
 余暇活動の行動者率をみると、最も多いのは「趣味・娯楽」90.8%(全国90.5%)で、次が「スポーツ」73.8%(全国76.0%)、「社会的活動」33.0%(全国26.9%)、「学習・研究」28.8%(全国30.6%)で、「趣味・娯楽」及び「社会的活動」が全国平均を上回っており、「スポーツ」及び「学習・研究」が下回っている。
 「趣味・娯楽」のベスト5は「ドライブ」、「レコード等による音楽鑑賞」、「カラオケ」、「遊園地・動植物園等の見学」、「趣味としての読書」である。また、全国平均より低いのは「カラオケ」、「ペットの世話」、「レコード等音楽鑑賞」で、高いのは「ドライブ」、「茶道」、「遊園地・動植物園等の見学」となっている。


 スポーツのベスト5は、「軽い体操」、「ボウリグ」、「スキー・スノーボード」、「水泳」、「運動としての散歩」となっている。また、全国平均より低いのは「運動としての散歩」、「つり」、「水泳」となっており「スキー・スノーボート」は9.1ポイントも全国平均より高く本県らしさとなっており、「つり」、「バドミントン」と続いている。


 学習、研究のベスト5は、「外国語」、「商業実務・ビジネス関係」、「芸術・文化」、「家政・家事」、「医学・保険」で、全国平均より高いのは「商業実務・ビジネス関係」、「医学・保険」、「工学・工業関係」だけである。


 社会的活動では、社会奉仕活動30.2%、社会参加活動7.5%となっており、社会奉仕活動が圧倒的に多くその内容をみてみると、「地域社会や居住地域の人にたいする奉仕」24.0% が最も多く、「児童・老人・障害者に対する奉仕」6.1%、「その他一般の人に対する奉仕」4.5%、「福祉施設等の人に対する奉仕」4.3%となっている。


 旅行・行楽は、行動者総数が85.0% (全国82.8%)と高く、「行楽(日帰り)」70.4%(全国65.9%)、「旅行(1泊2日以上)」73.0%(全国71.5%)で、日帰りの行楽が全国より4.5ポイントも高くなっている。1泊2日以上の旅行の内容をみてみると、「国内の観光旅行」61.0%(全国56.8%)と高く、「外国の観光旅行」9.2% (全国10.4%)と低くなっている。
 また、「帰省・訪問等の旅行」17.4% (全国27.7%)と低いのは本県らしい。