統計情報ライブラリー/生活・環境社会生活基本調査
1 インターネット
1 インターネット
 インターネットの利用は、仕事や授業などで利用した場合も含む。また、パソコンのみでなく、携帯電話やPHSなどを使って利用した場合も含む。
 インターネットの利用については、利用形態別に電子メール、チャットなどの「情報交換」、ホームページの開設・更新などの「情報発信」、ホームページの閲覧、データの入手などの「情報収集」、クイズや懸賞の応募、アンケート解答などの「その他」の4種類に分類している。
(1)インターネットの利用状況 ―男性の約5割、女性の約4割が「インターネット」を利用―
 過去1年間(平成12年10月20日〜13年10月19日)に「インターネット」を利用した人は42万8千人で、10歳以上人口に占める割合(利用者率)は43.0%(全国:46.4%)となっている。利用者率を男女別にみると、男性は利用者数22万9千人で47.8%(同:51.5%)、女性は利用者数19万9千人で38.5%(同:41.5%)となっており、男性が女性より9.3ポイント高くなっている。
 「インターネット」の利用者率を年齢階級別にみると、男性は35〜44歳で、女性は15〜24歳で最も高くなっている。また、10〜34歳までの年齢階級では女性の方が高いが、35歳以上の年齢階級では男性の方が高くなっている。(図1)

(2) 利用の形態別の利用状況 ―3人に1人が「情報交換」での利用―
「インターネット」の利用者を利用の形態別にみると、電子メールなどの「情報交換」に利用し人が35万2千人(利用者率35.4%)、ホームページの閲覧などの「情報収集」に利用した人が30万人(30.2%)、ホームページの開設などの「情報発信」に利用した人が5万4千人(5.4%)などとなっている。(図2)


 これを年齢階級別にみると、男性は「情報交換」(66.6%)が25〜34歳、「情報収集」(59.6%)が35 〜44歳で最も高くなっており、女性は「情報交換」(78.2%)、「情報収集」(57.1%)とも15〜24歳が最も高くなっている。
 また、「商品やサービスの予約、購入、支払い等」に利用した人は8.6%となっている。これを年齢階級別にみると、男性は25〜34歳が25.0%、女性は15〜24歳が15.5%で最も高くなっている。(図3)

(3)利用の形態別の平均利用日数 ―「情報交換」の平均利用日数が161.4日で最も多い―
 「インターネット」の1年間の「平均利用日数」を利用の形態別にみると、「情報交換」161.4日と最も多く、次いで、「情報発信」(108.0)、「情報収集」(105.6)となっている。